伊勢木綿

伊勢木綿

伊勢木綿は、江戸時代から今も続いている三重県指定の伝統工芸品です。
現在、作り手は「臼井織布株式会社」の一社のみとなったため、大変貴重なものとされています。
国内最高級の純綿糸を使用し、明治時代から受け継がれたトヨタ式織機を使って、当時と変わらぬ製法で作られています。その製法で出来る小巾の反物は、最高の肌触りと古布のような素朴な風合いがあります。
その秘密は、使われている糸にあります。強く撚りをかけずに、綿(わた)に近い状態のふわふわの糸を天然のでんぷん糊で固め、ゆっくり織っていきます。一台の機械で一日一反(13メートル)しか織れません。
こうして出来上がった伊勢木綿は高い通気性、調湿性を兼ね備え、糸が柔らかいのでシワになりにくく、洗っていくうちに糊が落ち、糸が綿(わた)に戻ろうとするので、生地がやわらかくなっていきます。この肌触りこそが伊勢木綿の魅力で、使えば使うほど風合いが増していきます。

歴史

室町時代に綿の種が伝来し、伊勢の地方は土、水、天候、冬場の肥料である鰯に恵まれ一大産地になり、最高級の木綿と評価を得ました。かつては、農業の副業として始まった木綿作りも、伊勢商人の手により江戸へと販路は広がり、伊勢の国からきた木綿を「伊勢木綿」と称しました。
伊勢参宮の土産に津の街道で名物の一つとして売られたり、江戸から戦前まで日常着として全国の人々に愛用されるなどして、当時の伊勢商人達の経済的基盤を作りました。
しかしながら、戦後、化学繊維の発展や生活の洋風化などの影響で伊勢木綿の需要は激減し、50年ほど前まではたくさんの織物工業があった一大産地でありましたが、現在、「臼井織布株式会社」のみでしか生産されておらず、非常に貴重な物となっています。

概要

品名 伊勢木綿
主な製品 着物地、手ぬぐい、ハンカチ
主な製造地域 三重県津市

産地情報:

三重県津市

津市は、三重県中部に位置する都市で、三重県の県庁所在地です。三重県内では四日市市に次ぐ人口を有する都市です。
伊勢平野の中心に位置し、美しい海と山に囲まれた自然に恵まれ、一年を通じて四季の変化が感じられる環境にあります。
「津」は「港」を意味し、津市は、古くは安濃津(あのつ)と呼ばれ、日本三津の一つとして栄えた港町でした。
江戸時代に藤堂高虎が伊勢国・伊賀国の領主として入り、津城を中心とした城下町として発展するとともに、伊勢参宮の街道を城下に引き入れるなど、交通の要衝として街道を整備したことにより、宿場町としてもにぎわいました。
明治時代・大正・昭和初期にかけて産業の近代化が進み、市内に多くの紡績工場が進出し、全国有数の紡績業が盛んな地帯になりました。高度経済成長期には、電気産業、造船産業などを中心に近代工業へ進展し、現在も最先端技術を取り入れた企業の進出が進んでいます。

津市の伝統産業 伊勢木綿茄子団扇高田仏壇阿漕焼
参考リンク 臼井織布株式会社津市物産振興会観光三重

 

伊勢木綿ハンカチ 四季の花木

 

¥760(参考上代)
最低ロット:10


【参考上代】760円
【最低ロット】10
【商品名】伊勢木綿ハンカチ 四季の花木
【サイズ】長さ35cm×巾35cm
【材 質】伊勢木綿
【カラー】小豆色、瑠璃紺
【包 装】OPP袋
【名入サイズ】帯に一色印刷(全面オリジナルで作れます)
【コメント】江戸時代から250年以上続く伝統の織布「伊勢木綿」で作られたハンカチです。最上質の綿を一本に撚り、糊で固め慎重に織り上げられる為、通気性、調湿性を兼ね備え、シワになりにくくなめらかな肌触りです。洗ううちに糊が落ち、使うほどふんわり風合いが増していきます。この商品についてお問い合わせする

ページ上部へ