コラム
ハロウィンと伝統文化|起源と世界の風習、日本文化との融合
2026.03.12
こんにちは。
これいい和の金子です。
最近では日本でも秋を象徴する行事として定着しつつあるのがハロウィンですね。
仮装を楽しむ一大イベントといわれています。
先日、B3リーグの東京八王子ビートレインズのハロウィンデーにて、ちょっとだけ仮装してみた金子です。目線の先には何が見えているのでしょうか???(笑)

しかし、「ハロウィンとは何?」聞かれたとき、意外と正しく説明できない方も多いのではないでしょうか。私も、かわいいブースターのお子さんに聞かれたら少し困ってしまうかもしれません。ということで今回は、ハロウィンとその文化、そして日本文化との関係について少し調べてみました。
]もくじ
1 ハロウィンとは何?その起源
2 「Halloween」という名前の由来
3 ハロウィンの象徴「Trick or Treat」
4 ハロウィンの象徴「ジャック・オー・ランタン」
5 世界各地のハロウィン文化
6 日本のハロウィン文化
7 伝統文化との融合
8 関連リンク
1 ハロウィンとは何?その起源
ハロウィンはキリスト教における「万聖節(諸聖人の日)」の前夜祭として、毎年10月31日に行われます。アメリカ発祥の仮装パーティーのようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実はその起源は2000年以上も前のヨーロッパにさかのぼります。
ハロウィンの起源は、古代ケルト人が行っていた祭礼「サウィン(Samhain)」といわれています。サウィンは「夏の終わり」を意味し、秋の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う宗教的な行事として行われていました。ケルトの暦では10月31日が一年の終わりとされ、この日は現世と来世の境界が弱くなり、死者の魂が家族のもとへ戻ってくると信じられていました。
しかし、死者の魂とともに悪霊もやってくると考えられていたため、人々は火を焚いたり仮面を着けたりして自分たちを守ったといわれています。この風習が、現在のハロウィンの仮装文化の起源とされています。
2 「Halloween」という名前の由来
「Halloween(ハロウィン)」という言葉は、キリスト教の「万聖節」と関係しています。万聖節は英語で「All Saints’ Day」と呼ばれますが、別名「All Hallows」とも呼ばれます。10月31日はその前夜であり「All Hallows’ Eve」と呼ばれていました。この言葉が短くなり、訛っていく中で「Halloween」という呼び方になったといわれています。
また、ハロウィンは正確には10月31日から11月2日まで続く期間ともされ、この期間中には死者の魂を慰める行事が行われます。
3 ハロウィンの象徴「Trick or Treat」
ハロウィンといえば「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」という言葉を思い浮かべる方も多いでしょう。この言葉の由来には諸説ありますが、その一つに中世ヨーロッパの「ソウリング」という風習があります。これは死者の魂のために祈る代わりに「ソウルケーキ」と呼ばれるお菓子をもらう儀式でした。
現在では、ハロウィンの夜になると仮装した子どもたちが近所の家を訪ねて「Trick or Treat」と声をかけます。大人たちは「Happy Halloween」と応えながら、チョコレートやキャンディーなどのお菓子を渡すという文化になっています。
「Trick」は「いたずら」、「Treat」は「もてなし」という意味があります。つまり「お菓子をくれないといたずらするよ」という意味で、悪霊に扮した子どもたちが家を訪れるという文化なのです。
4 ハロウィンの象徴「ジャック・オー・ランタン」
ハロウィンが近づくと、街でよく見かけるのが不気味な顔が彫られたカボチャのランタンです。これは「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれています。
このランタンは、アイルランドのある伝説が由来とされています。悪事ばかり働いていたジャックという男が、死後、天国にも地獄にも行けなくなり、くり抜いたカブの中に火を灯して彷徨い続けたという物語です。
もともとはカブが使われていましたが、ハロウィンがアメリカに伝わった際、カブより手に入りやすかったカボチャが使われるようになり、現在ではカボチャが定番となりました。
5 世界各地のハロウィン文化
古代ケルト人が住んでいたアイルランドでは、現在でも伝統的なハロウィン文化が残っています。特にミース州では「スピリッツ・オブ・ミース・ハロウィン・フェスティバル」というイベントが開催され、お化け屋敷や怪物の舞踏会など、さまざまな催しが行われます。
また、ハロウィンの夜には「バーンブラック」というドライフルーツ入りのパンを食べる習慣があります。中には指輪やコインなどが入っており、それを引き当てた人の運勢を占うという楽しい風習もあります。
さらに、メキシコでは同じ時期に「死者の日(Dia de Muertos)」という祭りが行われます。死者の魂がこの世に帰ってくるとされ、家族が墓前で食事をしたり音楽や踊りを楽しんだりする文化です。カラフルなガイコツの装飾や「パン・デ・ムエルト」という菓子パンなども有名です。
6 日本のハロウィン文化
それでは日本ではどのようにハロウィンが広まったのでしょうか。
日本でハロウィンが広まり始めたのは1970年代といわれています。玩具・雑貨店「キデイランド原宿店」が季節イベントとしてハロウィングッズの販売を始めたことがきっかけです。1983年には販売促進イベントとしてハロウィンパレードが開催され、日本初のハロウィンパレードといわれています。
その後、1997年に東京ディズニーランドがハロウィンイベントを始めたことで、一気に知名度が広まりました。現在では全国各地でイベントが開催され、日本でも秋の代表的なイベントとして定着しています。
7 伝統文化との融合
最近では、日本の伝統文化とハロウィンを組み合わせた商品も登場しています。例えば篠原風鈴本舗さんでは、ハロウィンデザインの風鈴なども制作されています。まさに日本の文化と世界の文化の融合ですね。

こうした商品をプレゼントや記念品として贈れば、少し風情のあるハロウィンを楽しむことができるかもしれません。
古代ケルト人の宗教行事として始まったハロウィンは、世界中に広まり、各地域の文化と融合しながら発展してきました。文化は変化しながら受け継がれていくものなのだと改めて感じます。
伝統文化と現代文化が組み合わさることで、新しい価値が生まれる。そんな可能性を感じるハロウィン文化でした。
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