コラム
従業員エンゲージメント向上に効く施策とは?周年記念品が企業にもたらす3つの効果
2026.02.10
こんにちは。
これいい和の和田です。
働き方の多様化や人材不足が進む中で、企業経営において「人」に向き合う重要性がこれまで以上に高まっています。
リスキリングや人的投資といった言葉が広がる一方で、
「せっかく採用した人材が定着しない」
「社員のモチベーションにばらつきがある」
といった課題を感じている企業様も少なくありません。
そこで近年、あらためて注目されているのが従業員エンゲージメントです。
単なる満足度ではなく、従業員が会社に共感し、自発的に関わろうとする状態は、
生産性・定着率・企業ブランドといったさまざまな面に影響を与えます。
本記事では、
・なぜ今、従業員エンゲージメントが重要なのか
・エンゲージメントを高めるための具体的な施策
・その中で「周年記念」という節目が果たす役割
について整理しながら、企業にとって実践しやすい取り組みをご紹介します。「人を大切にする経営」を考えるヒントとして、ぜひ最後までお付き合いください。
もくじ
1 なぜ今、従業員エンゲージメントが重要なのか
2 従業員エンゲージメントを高める代表的な施策
3 周年記念品がエンゲージメント向上に効果的な理由
4 従業員が長く働くことが企業にもたらす価値
5 エンゲージメント施策としての周年記念品という選択
6 まとめ|人への投資が企業価値を高める
1 なぜ今、従業員エンゲージメントが重要なのか
企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、近年あらためて注目されているのが「従業員エンゲージメント」です。人材不足や働き方の多様化が進み、「人を採る」だけでなく「人が定着し、力を発揮し続けられる環境をつくる」ことが、企業経営において欠かせないテーマとなっています。
その中で、従業員が会社に対してどれだけ前向きに関わっているか、どれだけ共感を持って働けているかは、数字以上に企業の未来を左右する要素になっています。
1-1.生産性への影響
従業員エンゲージメントが高い状態では、仕事に対する当事者意識が生まれやすくなります。
単に指示された業務をこなすのではなく、「どうすればもっと良くなるか」「自分に何ができるか」といった視点で行動する従業員が増えていきます。
その結果、業務の質やスピードが向上し、組織全体の生産性にも良い影響を与えます。
エンゲージメントは、個人の意識の問題でありながら、企業の成果にも直結する重要な要素です。
1-2.定着率向上と人材流出の防止
エンゲージメントの低下は、離職の大きな要因のひとつです。
仕事内容や待遇だけでなく、
「自分はこの会社に必要とされているのか」
「ここで働き続ける意味を感じられるか」
といった感覚が薄れてしまうと、優秀な人材ほど離れていく傾向があります。
一方で、会社との関係性に納得感がある従業員は、長く働き続けたいと考えるようになります。
従業員エンゲージメントを高めることは、人材の定着率向上や採用コストの抑制にもつながる重要な取り組みです。
1-3.顧客満足度・企業ブランドへの影響
従業員エンゲージメントは、社内だけの問題ではありません。仕事に誇りを持ち、前向きに働く従業員の姿勢は、サービスや対応の質として顧客にも伝わります。その積み重ねが、顧客満足度の向上や企業への信頼感につながっていきます。
また、「人が定着し、いきいきと働いている会社」という印象は、取引先や求職者にとっても魅力的な企業ブランドとして映ります。従業員エンゲージメントを高めることは、社内環境の改善だけでなく、企業価値そのものを高める取り組みでもあるのです。
2 従業員エンゲージメントを高める代表的な施策
従業員エンゲージメントを高めるために、企業ではさまざまな取り組みが行われています。
重要なのは、制度を「用意すること」ではなく、従業員が実感できる形で届けることです。
ここでは、代表的な3つの施策とその役割を整理していきます。
2-1.フィードバック・評価制度
従業員エンゲージメントを高めるうえで、最も基本となるのがフィードバックや評価制度です。自分の仕事がどのように評価されているのか、何を期待されているのか、どこを伸ばせばよいのか。
こうした点が明確になることで、従業員は安心して業務に向き合うことができます。
また、評価を通じて「会社が自分の仕事を見てくれている」と感じられることは、会社への信頼感や帰属意識の向上にもつながります。
2-2.キャリア支援・成長機会
人材育成やキャリア支援も、エンゲージメント向上に欠かせない要素です。
研修制度やスキルアップの機会が整っていることで、従業員は「この会社で成長できる」という将来像を描きやすくなります。
特に近年は、
・学び直し(リスキリング)
・挑戦できる環境づくり
が重視されており、成長機会の有無が企業選択や定着率に直結するケースも増えています。
2-3.福利厚生・社内制度
福利厚生や社内制度は、働きやすさを支える土台です。
勤務制度の柔軟化や休暇制度、健康支援など、日々の業務を支える仕組みが整っていることで、従業員は安心して長く働くことができます。
ただし、福利厚生は「当たり前」になりやすく、制度があっても気持ちとして残りにくいという側面もあります。そこで重要になるのが、従業員の記憶や感情に残る取り組みです。
2-4.節目を活かした「周年記念」の取り組み
数ある施策の中でも、周年記念はエンゲージメント向上において非常に効果的な取り組みです。
なぜなら周年記念は、
・会社の歩みを振り返る機会
・従業員へ感謝を伝える公式な場
・「あなたもこの歴史の一部だ」と伝えられる瞬間
だからです。
日常業務の延長ではなく、“特別な節目”として行われる周年の取り組みは、従業員の記憶に残りやすく、会社との心理的な距離を縮める力があります。特に記念品やギフトを通じて感謝を形にすることで、言葉だけでは伝えきれない想いが、長く手元に残る形で共有されます。
エンゲージメント施策の中でも、一度の取り組みで大きな印象を残せるのが周年記念の特長といえるでしょう。
3 周年記念品がエンゲージメント向上につながる理由
周年記念は「イベントを行うこと」自体が目的ではありません。
本当の価値は、従業員一人ひとりに“どう届くか”にあります。
中でも、記念品という形で想いを残すことは、エンゲージメント向上において非常に相性の良い施策です。
3-1.「感謝されている実感」が行動を変える
従業員エンゲージメントを語るうえで欠かせないのが、「自分は大切にされている存在だと感じられるかどうか」です。
周年記念品は、
・全社員に向けて
・同じタイミングで
・感謝を形にして渡される
という特性があります。
これは日常的な評価制度や制度施策では、なかなか得られない体験です。
「この節目に、自分の存在も含めて感謝されている」そう実感できることが、会社への信頼感や前向きな行動につながっていきます。
3-2.モノが残ることで、記憶と想いが定着する
言葉やイベントの感動は、時間とともに薄れてしまうこともあります。
一方で、記念品は“使うたびに思い出される存在”になります。
デスクの上で使われるもの、日常の中で手に取るもの、ふと目に入るもの。
そうした記念品は、「会社の節目」「その場で語られた想い」を何度も思い出させてくれます。
エンゲージメントは、一瞬の高まりではなく、日常の中で積み重なっていく感情だからこそ、モノとして残る価値はとても大きいのです。
3-3.「会社のストーリー」を共有できる
周年記念品が持つもう一つの大きな役割が、会社のストーリーを共有するツールになることです。
・なぜこの記念品を選んだのか
・どんな想いが込められているのか
・どんな未来を目指しているのか
こうした背景を一緒に伝えることで、記念品は単なるギフトではなく、「会社の考え方や価値観を伝えるメディア」になります。
特に若手社員や中途入社の社員にとっては、会社の歴史や想いを知るきっかけにもなり、帰属意識を育てる重要な役割を果たします。
3-4.社内コミュニケーションが自然に生まれる
周年記念品は、「もらって終わり」ではありません。
「それ使ってるね」
「うちの記念品、いいよね」
「あのときの周年、印象に残ってる」
そんな何気ない会話が、社内で生まれていきます。
記念品が共通の話題になることで、部署や世代を超えたコミュニケーションが生まれ、会社全体の一体感を高めるきっかけにもなります。
4 エンゲージメント向上につながる周年記念品のポイント
周年記念品は、「配ればよい」「豪華ならよい」というものではありません。エンゲージメント向上につながるかどうかは、選び方と伝え方で大きく変わります。
ここでは、実際のご相談や事例をもとに、従業員の心に届く周年記念品のポイントをご紹介します。
4-1.「全員が同じ想いを共有できる」こと
周年記念品は、役職や部署に関係なく、全社員が受け取るものであることが多いギフトです。だからこそ大切なのは、「誰か一部にだけ刺さる」ものではなく、
・会社として伝えたい想い
・節目の意味
・これからの方向性
を、全員が同じように受け取れることです。
その点、ストーリー性のある記念品は、年齢や職種を問わず、意味を共有しやすいという特徴があります。
4-2.実用性があり、日常で使われること
エンゲージメントにつながる周年記念品は、「しまわれるもの」ではなく「使われるもの」です。
日常的に使われることで、
・節目を思い出す
・会社とのつながりを感じる
・自然と愛着が生まれる
こうした積み重ねが、エンゲージメントの土台になります。
実用性があることは、「従業員の生活に寄り添う姿勢」そのものでもあります。
4-3.ストーリーを“言葉にして”伝えられること
どんなに良い記念品でも、背景が伝わらなければ、ただのモノになってしまいます。
・なぜこの記念品なのか
・どんな想いを込めたのか
・どんな未来を一緒につくりたいのか
こうしたストーリーを、メッセージカードや社内説明の場で言葉にすることで、記念品の価値は何倍にも高まります。エンゲージメントは、「理解」と「共感」があってこそ生まれるものです。
4-4.会社の価値観と“無理なく重なる”こと
記念品は、企業の姿勢を映す鏡でもあります。
・ものづくりを大切にしている
・人を大切にしている
・社会や未来を意識している
そうした価値観と自然に重なる記念品は、押しつけがましさがなく、従業員にも素直に受け取られます。無理にトレンドを追うのではなく、「自分たちらしさ」に合っているかを基準に選ぶことが大切です。
4-5.「話題になる」ことで社内に広がる
良い周年記念品は、受け取ったあとに社内で話題になります。
「これ、いいよね」
「まだ使ってる?」
「あの周年、印象に残ってるよね」
こうした会話が自然に生まれることで、記念品は“個人のもの”から“会社の記憶”へと育っていきます。エンゲージメントは、こうした小さな共有体験の積み重ねから生まれます。
5 これいい和が考える「エンゲージメントにつながる周年記念品」
これいい和では、周年記念品を「配布するモノ」ではなく、「想いを共有するきっかけ」として考えています。従業員エンゲージメントを高める記念品づくりにおいて、私たちが大切にしている視点を4点、ご紹介します。
5-1.「何を贈るか」より「なぜ贈るか」を一緒に考える
ご相談いただく際、「まだ何を贈るか決まっていない」という企業様はとても多いです。それでまったく問題ありません。
これいい和ではまず、
・周年の背景
・経営者・担当者の想い
・従業員の方にどう感じてほしいか
といった“言葉になりきっていない想い”を一緒に整理するところから始めます。記念品選びは、その先にあります。
5-2.ストーリーのある日本製・工芸品という選択肢
日本製の工芸品には、
・長く受け継がれてきた技術
・素材や地域に根ざした背景
・一つひとつに宿る物語
があります。
これらは、企業が大切にしてきた歴史や価値観と、とても相性が良い要素です。
「長く続けてきたこと」
「人が積み重ねてきたこと」
こうした共通点があるからこそ、従業員にも自然と想いが届きやすくなります。
5-3.名入れ・メッセージで“自分ごと”にする工夫
周年記念品を、「会社からもらったもの」ではなく「自分の記念品」に変えるために大切なのが、
・周年ロゴや年号
・メッセージカード
・贈る理由の共有 です。
少しの工夫で、記念品は“その人自身の節目の記憶”として残るものになります。
5-4.小ロット・スケジュール・進行まで含めた伴走
周年企画は、想像以上にやることが多く、記念品は後回しになりがちです。
これいい和では、
・スケジュール整理
・数量やロットの調整
・納期を踏まえた現実的な提案
まで含めて、実務面でも伴走します。
「安心して任せられる」という声をいただくことが多いのも、この部分かもしれません。
6 まとめ|エンゲージメントは「想いが伝わる体験」から生まれる
従業員エンゲージメントを高めるために、特別な制度や大きな施策が必ずしも必要とは限りません。
大切なのは、
・感謝を伝えること
・節目を共有すること
・会社としての姿勢を示すこと
その一つの方法が、周年記念という機会をどう活かすかです。
想いが込められ、日常で使われ、自然と話題になる記念品は、従業員の心に長く残り、エンゲージメントの土台になります。
これいい和も、企業様の節目が「良い記憶」として残るよう、記念品づくりを通してご一緒できれば嬉しく思います。
「まだ何も決まっていない」「エンゲージメントにつながる形にしたい」
そんな段階からでも大丈夫です。人事・総務ご担当者様からのご相談も多くいただいています。お気軽にご相談ください。
これいい和では、定期的に伝統工芸品の記念品に関するメールマガジンを配信しております。
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