コラム

TV番組に出演している伝統工芸品達

2024.08.13

こんにちは。これいい和の吉川です。

いつも伝統工芸品コラムをご覧いただきありがとうございます。
さて今回は、TV番組に登場している伝統工芸品という視点で紹介したいと思います。
伝統工芸品は、全国の各地域に根付いたアイテムですので、様々なTV番組(ドラマからバラエティーまで幅広く)に映り込んだり、ときには主役として扱っていただいています。

まずは「輪島塗」です。

画像参照:https://nanao-araki.com/traditional_craft/index.html

2024年は能登半島地震から始まりました。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。

また、家屋崩壊で家を失った方々も8528世帯以上に上り、今も尚、復興は道半ばです。
私達のこれいい和もお世話になっていた輪島塗の工房さんも大きな被害をうけて、出荷停止、製造停止が続いています。
これからも細く長く寄り添い、段階的に復興のお手伝いをしていきたいと思います。
そして、こんな苦しい時だからこそ、皆様に輪島塗について触れていただくのに最適な入口が、2015年春NHK朝の連続テレビ小説「まれ」です。

主演の土屋太鳳さんが、パティシエを目指して努力・成長していくドラマです。
そしてこのヒロインの同級生として登場するのが山崎賢人で、彼がなんと輪島塗職人となっていくのです。ドラマの中では、輪島市のお祭りの様子なども描かれていて、輪島塗が育まれた地域の文化・イメージなども学ぶことが出来ます。
何層にも漆を塗り重ねて、堅牢なつくりで100年以上使える輪島塗が、今回の震災に負けることなく、次の100年後に残せるように、皆さんにも応援していただきたいです。
https://mdpr.jp/news/detail/1478081

合わせて、能登半島の伝統工芸品「七尾和ろうそく」も大きな被害を受けております。

画像参照:https://koreiiwaichiba.com/?pid=169914031

七尾和ろうそくは、1650年ごろ、前田家が製造から販売までをおこなう組合のようなものをつくり、職人を集め、ろうそくづくりを推奨しました。
七尾は江戸時代から明治時代にかけて、寄港地として栄えていたので、原料を取り寄せにも、製造したろうそくの出荷にも適しており、産業として根付き、今に繋がっています。
七尾和ろうそく職人の技が途絶えないよう、こちらもご支援のほど宜しくお願い致します。

続いては「信楽焼のたぬきさん」です!

画像参照:https://shiga-sampo.com/nhk-scarlet/

2019年秋NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」に登場しました。

戸田恵梨香さん主演、戦後まもなく、大阪から家族と共に滋賀・信楽(しがらき)にやってきた主人公が陶芸界に飛び込んでいきます。結婚、出産をへて家族との幸せな生活が続くと思いきや、思い通りにいかないのが人生です。そんな中、再び陶芸への情熱をもち、自分の窯(かま)を作り、独自の信楽焼を見出しいていくという、まさに信楽焼を宣伝してくださった番組です!
この番組を見て、釉薬(ゆうやく)による化学反応と、自然界が生み出す色合い・風合いの神秘に触れ、自分も陶芸をやってみたいなぁ・・・と思いました。
そして湯呑づくりに挑戦して、今は自分で作ったMy湯呑でお茶をすすっています。

今回は、2番組を紹介させていただきました。

皆さんも気にしてみたら、あの人気ドラマやバラエティー番組、あの映画の中にも、伝統工芸品は様
出演させていただいています。
皆様の興味の幅が少しでも広まって、関心をもち、できればまず一品、愛用の伝統工芸品をつくってみていただけたら幸せです。

今後ともこれいい和をよろしくお願い致します。
これいい和市場
https://koreiiwaichiba.com/