コラム
周年記念品の担当者が陥りがちな課題とその解決策
2025.03.13
これいい和の中尾です。
いつもこれいい和コラムをご覧いただきありがとうございます。
昨年お客様とのやりとりで実際にあった事例を基に考察していきます。
記念品をご検討の際に参考の足しになれば幸いです。
今回ご紹介するのは50周年を迎えた関西の製造業企業様です。
記念品のお話をすすめさせていただく中で、推察したことをご紹介します。
あくまでも一例ですので、参考程度でご一読頂けましたら幸いです。
記念品を選ぶ際にありがちなことは、社内の意見が多岐にわたってしまい、担当者が調整に難航して疲弊するケースがあります。
1. 社内の意見に振り回される
例えば、下記のようなことがあげられます。
- 社長や役員が高価で特別感のあるものを希望する。
- 現場担当者がコストに関して重視しすぎる。
- 一部の意見に感情に敏感になり、社内の意見、全体の調整が取れない。
解決策:
- 初期段階でコンセプトを明確にする。
記念品の目的やターゲット(社員向け、取引先向けなど)を明確にし、選定基準をプロジェクトに関わる検討委員会に共有する。これにより、意見の方向性を統一しやすくなります。 - 第三者の提案を活用する。
プロの企画会社やコンサルタントに相談することで、社内での調整負担を軽減できます。中立的な視点で最適な提案が得られるため、納得感も高まります。
→ぜひ、これいい和スタッフにお問い合わせください!
2. 気まずい空気で連絡が途絶える
調整が難航し、進捗が滞ることがあります。
この状況で、企画倒れになることもあります。
解決策:
- 小さな成功体験を積む。
まずは小さな決定事項(テーマや予算感)から認識を合わせて、プロジェクトを前に進める感覚を共有します。 - 定期的な報告とフィードバックの場を設ける。
短いミーティングを定期的に行い、現状を共有。進捗を見える化することで、誤解や摩擦を防ぎます。
これは、社内だけでなく、依頼する協力業者ともコミュニケーションを取ると良いと思います。
3. 全体像を見失う
周年記念の規模やスケジュールが複雑な場合、目先の課題に追われて全体像を見失うこともあります。抜けや漏れも発生し、トラブル、ヒヤリハットも…
解決策:
- スケジュールとタスクの可視化。
ガントチャートやタスク管理ツールを制作・活用して、全員が進捗を一目でわかるような仕組みを作っていきます。 - リスク管理を徹底する。
万が一のトラブルに備え、代替案や調整可能なスケジュールを用意しておくと安心です。プランを立てる際に予備日など設けていくと抜け漏れが出た時にもフォローできるかと思います。
まとめ
周年記念品の選定は、ご担当者様にとって、普段の業務と違う課題が発生するのがつきものです。しかし、適切なプロセスをすすめていき、コミュニケーションを円滑にできるように工夫をすれば、社内外から喜ばれる記念品を実現できます。
想いが形になった時の達成感・満足感が出てくると思います。
「調整が大変でつらい!」と思う瞬間もあるかもしれませんが、その経験は次回以降のプロジェクトにもノウハウとして必ず活きてきます。ぜひ、素晴らしい周年記念を作り上げて頂けたら幸いです。
ぜひご検討の際は、これいい和スタッフにお声がけください。