コラム

夢のコラボレーション(仮)

2021.05.14

こんにちは、これいい和の吉川です。
本日もこれいい和ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

今回はあの有名アニメ「ドラえもん」の主題歌にあやかりまして、

こんなこといいな できたらいいな
あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど~♪♪

という事で、世界でも類を見ない歴史をもつ日本の伝統工芸を未来に繋ぐため
色々な物とコラボレーションできたらいいな・・・という思いを膨らませたいと思います。
日本の伝統工芸品は、今までも数々の有名デザイナーさんや、海外ブランドとのコラボレーションを行ってきました。
突然、様々な工房や職人さんたちの新たな挑戦によって、現代風にアレンジされた工芸品も多々あると思いますので、私の妄想が既に実現しているものもあると思いますが、とりあえず、思いつくままに今日は書いていきたいと思います。

まずは周年記念品から始めてみましょう。

周年記念というのは、何も企業様のお誕生日に限りません。
世界には数々のロングセラー商品や、一世を風靡したヒット商品が数々あります。
そんな素敵な商品と伝統の技をコラボレーションして、プレミアムな限定品ができたら・・・

なんて素敵な事でしょう!!

ということで、妄想スタートです。

ファミリーコンピューター × 伝統工芸

ファミコンさんは1983年7月15日生まれで、2023年に40歳を迎えます!!
任天堂さんが発明した、日本人の半数以上はお世話になったのではないかと思われるヒット商品です。
私も子供のころ、大変お世話になりました。

スーパーマリオブラザーズに始まり、ファミスタ、エキサイトバイク、ロードランナー等に始まり、あの大人気RPG、ドラゴンクエストシリーズ!

当時の男の子は、家の外での戦いごっこで「メラゾーマ!!」と叫びつつ、手からは何もでない切なさに思い悩んだのではないでしょうか(笑)

その他にも、スターソルジャー、パロディウス、キャプテン翼、聖闘士星矢、ロックマン、星のカービィ、くにお君の熱血シリーズ等、ゴエモンシリーズなど、思い返すだけで、あの頃のわくわくした気持ちが蘇ります。

近年は、あの頃子供だった世代が大人になり、お金を持ち、またあの懐かしのゲームがやりたい!という欲求を満たすがごとく、ミニファミコン・ミニスーパーファミコンも販売されていますね。(もちろん私も買いました)

先日、部署の若手(彼らは小学生・中学生からスマホを手にし、高性能なゲーム機と共に成長してきた世代)と一緒に(なかば強引に)ミニファミコンをプレイ!

正直、ハイスペックな画像・音楽では現代ゲーム機に敵いませんが、単純なのに難しい、操作性の低さが逆にプレイヤーのスキルを磨いてくれる。そして、これ何メンまで続くの・・・?という素朴な疑問。 そんなファミコンならではの醍醐味を受け入れてくれたようで、とても楽しんでもらえました。

もうこれは世界に誇れる日本の発明です!

ですから、40周年・50周年どこかの節目で、超プレミアム数量限定販売で、総漆塗りボディー&蒔絵デザインの「ミニファミコン 伝統工芸モデル」をつくってほしい!!と思っています。

50周年なら、ボディーのどこかに★を5個つけて、その★は金沢金箔とか使いたいなぁ。

コントローラーの赤は、知る人ぞ知る村上堆朱(むらかみついしゅ)で表現したいですね。

Aボタンは有田焼、Bボタンは九谷焼にして・・・(笑)

そんでもって、周年の1年前から、世界中の日本のゲーム大好きな人に声をかけて、世界トーナメントを開催して、その優勝者の景品として、日本旅行+「ミニファミコン 伝統工芸モデル 優勝者限定カラー」をプレゼントするのです!!

日本だけでなく、世界の人たちが「日本の伝統工芸ってカッコイイ!!」て感じてもらえたら最高だなぁ・・・そして、好評につき毎年開催となって、伝統工芸モデルは毎年更新、職人さんの仕事と収入につながり、技術継承に貢献していく!!・・・と妄想しています(笑)

※任天堂さん、ご関係者様、一方的なラブレターですいませんm(_ _)mぺこり

謎解きテーマパーク × からくり箪笥

次は、レジャーやメディアとコラボレーション!

近年大人気となっているのが「謎解き」ですね。こういった流行は数十年スパンで周期性があるという説もありますが、私の子どものころは、巨大迷路が流行っていました。(一度もクリアできなかったけど)

最近の謎解きテーマパークのレベルは高いみたいですね!
芸能人の方々でも、松丸亮吾さん、佐藤健さんをはじめ、多くの謎解きファンがいらっしゃいますね。
TV番組の企画でも謎解きは今や人気ファクターの一つとなっているのではないでしょうか?

だからこそ、そこに伝統工芸も組み込んで欲しいのです!

日本の伝統的収納棚「箪笥」には、様々な装飾を楽しんでもらえるだけでなく、粋な隠し引き出しがついているものも沢山あります。

そんな「からくり箪笥」を、謎解き脱出ゲームなどに取り入れてもらいたいのです!!

引き出しの中にさらに扉が・・・!?

まだ箪笥職人さんが現役でいらっしゃる産地では、観光施設の一つに、トリックアートも良いですが、からくり箪笥部屋をつくって、脱出ゲーム「レベル1~20」くらい設定して、地場産業の伝統工芸とアミューズメントを融合させてもらえたら・・・わくわくしますね!

※もちろん、お土産としてからくり箪笥の販売・もしくはオーダー受注もしましょう!

参加者が使って箪笥も痛むので、当然メンテナンスという仕事も発生して、職人育成と継続的な技術伝承にもつながってほしいですね。

人気が出たら、子どもの入学祝に「からくり箪笥」をプレゼントする両親・祖父母も増えるのでは?

ここまで妄想が広がってしまったら、勢いに任せて、あの人気アニメ「名探偵コナン」の中でも、トリックの一つとして「からくり箪笥」を出演させてもらっちゃいましょう!!

※青山剛昌先生、制作委員会の皆さま、勝手を申してすいませんm(_ _)mぺこり

スーツ × 47都道府県の反物

最後に、普段使いで妄想してみました。

実は、私の後輩がオーダースーツの仕立屋さんをやっています。

なんと「サムライスーツ」と名付けられた、裏地に着物の生地を使う事が出来るシリーズです。

人生初のオーダースーツはその彼に頼んで作ってもらったのですが、当時の私はちょびっと勇気が足りずに、普通の裏地にしてしまいました(苦笑)

もともと反物は、全ての都道府県に地元ならではのものが根付いていましたが、着物を着る文化が縮小した為、つぎつぎと廃業していき、すでに反物が残っていない県もでてきています。

いまも海外に多くのかたが旅行・仕事で行きますが、1,000年以上の歴史のある着物を自分で着ることが出来ない人が多いのならば、せめてスーツの裏地に着物の生地をつかって、日本魂を身にまとって海外に出発してみてはいかがでしょうか?

きっと海外の相手から「君のそのスーツの裏地、ビューティフォーだね! それが着物かい?」って聞かれるから、「そうです。着物を使っています(どや顔)、さらにいうと、これは曽祖母の着物だから、100年以上前の生地を使っています。日本はオシャレ一つもエコでかつストーリーがあるでしょ(さらにどや顔)」って返答してほしいですね(笑)

SDGsが掲げられた時代、物を無駄にせず、祖先への思いも忘れず、かつオシャレ!!

これぞ、「世界最先端を走る世界最古の国 日本」に相応しいスタイルですね。

※日本はおしゃれもエコ&ストーリーでカッコイイ!!と感じた方は、

 是非、これいい和の「日本の織物ネクタイ」もよろしくお願い致します!

今回は、ひたすら私の妄想が膨らみ続けてしまったのですが、もし関係者のお立場の方がいらっしゃいましたら、世界がうらやむ歴史をもつ日本にしかない、伝統工芸をとりいれてみようかな!?

と、ご一考いただければ幸いです。

未来の子どもにも、歴史と文化と技術がつながり続けている日本を残していきたい!

今後とも、これいい和をよろしくお願い致します。

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