コラム

白河だるまの挑戦|300年続く伝統工芸と新しい取り組み

2026.03.11

こんにちは。
これいい和の吉川(きっかわ)です。

いつも本ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
本日は、福島県白河市の伝統工芸品である「白河だるま」についてご紹介したいと思います。

もくじ
1 「だるま」と聞いて思い浮かぶもの
2 もう一つのだるまの使い方「当選祈願」
3 白河だるまとは?福島県の代表的な伝統工芸品
4 白河だるまの新しい挑戦
5 白河の観光スポット「だるまランド」
6 伝統工芸×アイデアの可能性
7 おすすめのだるまグッズ
8 関連リンク

1 「だるま」と聞いて思い浮かぶもの

まず皆さまはそもそも、「だるま」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?

多くの人は、あの真っ赤なボディーに、眉毛の濃いゴツめのお顔、髭を生やしたあのビジュアルをまず思い浮かべるのではないかと思います。

そして使い方と言えば・・・そう!
「合格祈願」ですよね。

高校受験、大学受験、司法試験などの各種専門資格試験、近年は幼稚園や小学校の受験でも願掛けとして使われています。

私の地元では、99%が公立の小・中学校に進学していたので、小学校に入るために受験があると知った時、本当に驚きました。幼稚園に入る前の試験・・・どんな問題や課題が出されるのか・・・想像もつきません。機関車トーマスの全キャラクター名を答えさせたりするのでしょうか?(冗談です)
このお受験対策もビジネスになるんですね。

話が脱線してしまいましたが、やはりこの試験合格祈願が最も有名な「だるまの使い方」というのは間違いなさそうですね。

2 もう一つのだるまの使い方「当選祈願」

そしてもう一つは「選挙の当選祈願」ではないでしょうか。
選挙が始まると、立候補者の選挙事務所には大きくて真っ赤なだるま達が並ぶ光景をよく目にします。

その他にも、企業が掲げた目標達成を祈願して社長室に置いていたり、スポーツの強豪校やプロチームの監督室などにも置かれていることがあります。つまり、何か達成したい願いや目標をもった人たちが、その達成を祈願して使うのが「だるま」なのですね。

ちなみに白河だるまは、東京オリンピック・パラリンピック公式グッズとしても販売されていました。また、幼い頃に遊んだ「だるまさんがころんだ」という遊びもあります。日本人なら誰もが知っているのが「だるま」です。
そう考えると、実はとてもすごい伝統工芸なのではないでしょうか。

3 白河だるまとは?福島県の代表的な伝統工芸品

各地で作られている中で、有名なだるまはいくつかありますが、そのTOP3の一つが「白河だるま」です。

白河だるまは江戸時代、寛政の改革で有名な松平定信公の「市民の生活をより元気に!」という想いから、幸運をもたらす縁起物として誕生したと言われています。それから300年以上、白河の人々の生活のそばにはだるまがあり、人々の夢や希望を応援し続けてきました。

「人々を応援する象徴」というのは、とても素敵な伝統工芸ですよね。

白河だるまは、幸運の象徴とされる「鶴亀松竹梅」が顔の中に描かれているのが最大の特徴です。そのデザインは、江戸時代の有名な絵師「谷文晁(たにぶんちょう)」によるものとされています。

願い事をするときは、まずだるまの左目に目を入れます。
そして願いが成就したら右目にも目を入れるという風習があります。

4 白河だるまの新しい挑戦

こうして300年以上も続いてきた白河だるまですが、近年は新しい挑戦も始まっています。伝統文化を守りながら、だるま文化を後世に残すために様々な取り組みが行われています。

例えば、有名アニメやお笑い芸人、プロスポーツ球団とコラボしたキャラクターだるま。自分でデコレーションできる絵付けだるまセット。だるまストラップや、だるまコースター、だるまのガチャガチャなども登場しています。

こうした新しい試みは、若い世代にも伝統工芸を知ってもらうきっかけになっています。

5 白河の観光スポット「だるまランド」

その挑戦の象徴ともいえるのが、観光名所の一つ「だるまランド」です。
私も実際に白河市まで足を運び見学してきましたが、だるまの持つ可能性の大きさを実感しました。私の中で一番衝撃だったのは、アーティストが鉛筆一本で絵付けしただるまの作品です。

そのクオリティーといったら・・・思わず絶句してしまいました。
これはぜひ現地で見てほしいと思います。

小さい掌サイズのだるま達もカラフルでとてもかわいかったです。

ちなみに、だるまランドは2021年7月8日にオープンしています。
七転び八起きにかけて、この日にオープンしたそうです。こういうこだわりも粋ですよね。

福島県白河市は東京から日帰りでも行ける距離ですので、興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


6 伝統工芸×アイデアの可能性

歴史と伝統を後世に残しながら、それだけではなくビジネスとして成立させようと変化に挑戦しているのが白河だるまだと感じました。

人々を応援し続けてきた白河だるま。
今度は人々に応援されてもいいですよね。

私は応援したい!!!と思いました。

ちなみに、だるまはあの有名ブランド「ルイ・ヴィトン」と、デザイナーの山本寛斎氏ともコラボされています。今や世界のだるまと言っても過言ではありません。5年後には、地球の裏側にあるブラジルのセレブが、だるまランドに遊びに来ているかもしれませんね。

「伝統工芸 × アイデア」
ここにはまだまだ、思いついていないだけで無限の可能性があると実感できる白河だるま見学の旅でした。

7 おすすめのだるまグッズ




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