コラム

有馬温泉に伝わる伝統工芸品|兵庫県の歴史と工芸の魅力

2026.03.10

こんにちは。
これいい和です。

長期のお休みには、旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
温泉好きの方であれば、「久しぶりに温泉街でゆっくりしたいな」と考えている方も多いかもしれません。

日本には多くの温泉地がありますが、その中でも有名なのが 兵庫県の有馬温泉です。

実は有馬温泉は、日本でも特に歴史の古い温泉として知られています。
今回は、そんな有馬温泉の歴史とともに、温泉地に伝わる伝統工芸品をご紹介します。

もくじ
1 日本最古とも言われる有馬温泉
2 有馬温泉に伝わる伝統工芸品
3 有馬の味として知られる名物
4 温泉地で出会う日本の工芸
5 日本の伝統工芸品を記念品に
6 関連リンク

1 日本最古とも言われる有馬温泉

有馬温泉は、日本最古の温泉の一つと言われています。

有馬温泉の守護神として知られる 湯泉神社の縁起によると、温泉を発見したのは神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神とされています。この二柱の神が有馬を訪れた際、三羽の傷ついたカラスが水たまりで水浴びをしていました。

すると数日後、そのカラスの傷がすっかり治っていたそうです。
不思議に思った神様が調べたところ、その水たまりが温泉だったと伝えられています。この出来事から、有馬温泉には 「有馬の三羽からす」という言い伝えが残っています。

歴史ある温泉地には、このような神話や物語が残っているのも魅力の一つですね。

2 有馬温泉に伝わる伝統工芸品

そんな有馬温泉にも、古くから伝わる工芸品があります。温泉地のお土産として知られているものも多く、日本文化の魅力を感じることができます。

2-1.人形筆

有馬温泉の伝統工芸として有名なのが 人形筆(にんぎょうふで)です。

飛鳥時代、子どもに恵まれず悩んでいた 孝徳天皇と皇后宝皇女が有馬温泉に入湯したところ、皇子が誕生しました。その皇子は 有間皇子(ありまのみこ)と名付けられました。
この出来事にちなんで作られたのが人形筆と言われています。

人形筆は、筆を持つと中から人形が顔を出す仕掛けになっており、遊び心のある工芸品です。
また筆軸には、美しい色糸が巻かれており、矢絣模様市松模様などの伝統柄が施されています。

その美しさから、筆として使うだけでなく 雛飾りとして飾る方もいるそうです。
ただ現在では、人形筆を製造しているのは 灰吹屋西田筆店のみとなっています。

長い歴史を持つ工芸品が、今も大切に守られているのですね。


2-2.有馬籠

もう一つ、有馬温泉の工芸品として知られているのが 有馬籠(ありまかご)です。

有馬籠は竹で作られる工芸品で、茶道具としても知られています。
歴史の記録によると、顕如上人が有馬のお土産として ねね(豊臣秀吉の正室)に贈ったと言われています。

また、豊臣秀吉とともに有馬を訪れた 千利休が求めたことで、茶道具として発展したとも言われています。現在でも茶道家の方から注文が入ることがあるそうです。

竹細工の美しさと実用性を兼ね備えた、有馬温泉ならではの工芸品です。



3 有馬の味として知られる名物

伝統工芸ではありませんが、有馬温泉には有名なお土産もあります。温泉街を歩くと、こうした名物に出会えるのも旅の楽しみの一つです。

松茸昆布
室町時代より続く伝統的な製法を守り続けている佃煮。
醤油、酒、みりん、水あめを使い、じっくりと時間をかけて炊き上げ、素材のうまみを極限まで引き出しています。

炭酸せんべい
明治40年頃、こんこんとわき出ていた炭酸水に着目し有馬の名物として誕生したと言われる、有馬名物です。小麦粉と炭酸水、砂糖、塩だけで作られる素朴な味わいですが、湿度や温度によって味が微妙に変わるため、職人の技が光るお菓子です。

4 温泉地で出会う日本の工芸

温泉街を歩いていると、工芸品やお土産店を見かけることが多いと思います。

その土地で生まれた工芸品には
・地域の歴史
・職人の技
・日本文化
が詰まっています。

旅行の際には、ぜひ工芸品にも目を向けてみてください。
思いがけない素敵な出会いがあるかもしれません。



5 日本の伝統工芸品を記念品に

これいい和では、日本全国の伝統工芸品を取り扱っています。

企業様の
・周年記念
・来場記念
・ノベルティ
・社内表彰
などの記念品として、日本製・伝統工芸品のご提案も可能です。

ぜひお気軽にご相談ください。


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