コラム
旅行で伝統工芸品集めをしてみましょう
2022.08.02
これいい和の木内です。
今年から我が社では、昨年、一昨年中止となっていた、毎年恒例の社員旅行が再開されました!
世間でも観光業が段々と盛り上がってきているようです。
(新規感染者数も増えておりますので、感染予防対策はしっかりと行っていただきますように)
そこで、今回は旅行の楽しみ方を1つご提案させて頂きます
旅先の土地の工芸品に触れること、体験し、集めることです。
ぜひ、伝統工芸品に触れ、集めましょう!
伝統工芸品集めの良いところ1
SDGsに貢献ができます。
工芸品に触れ、体験・購入することで、日本のものづくり産業を盛り上げる事に繋がります。
この40年間で、工芸品産業の市場規模はなんと4分の1に減少したと言われています。
良いものを作っているのに、売れないために廃業したり、後継ぎ問題で廃業をしたりと、技術の継承が途絶えてしまっている工芸品も多くあります。
伝統工芸品は産業革命以前からある、大量生産大量消費ではない、資源を大切にしながら作った日本の財産です。
SDGs項目の中で、特に12番「作る責任、使う責任」に該当します。
良いものを大切に長く使う。
この考え方を学ばせてくれるのが、伝統工芸品です。
伝統工芸品集めの良いところ2
人生百年時代に、一生楽しめる趣味にもなります。
皆さん、厚生労働省が毎年7月に公表している、「寿命中位数等生命表上の生存状況」というデータをご存じでしょうか。
「寿命中位数」とは、同じ年に生まれた赤ちゃんが年を重ね、徐々に亡くなり、生存者が半分になる時の年齢のことです。
2020年に生まれた赤ちゃんは男性で84.58歳、女性で90.53歳となるようです。
そしてこの人達が、その後何年生きるのかを示すのが生存状況の数値です。
2020年の男性は90歳の時に28.4%が生存、女性では52.5%が生存するということです。
このデータを見ると、まさに今生きている我々は人生百年時代を迎えているということです。
中々考えにくい事かもしれませんが、長生きができる時代だからこそ、末永く親しむことのできる趣味があることで、より豊かに生きる事ができるのではないかと思います!
「この器は、あの時の旅行で買ったものだな」
「この皿は会社の20周年でもらったやつだったよな」
と思い出とともに一生大切に使えてコレクトができる。
それができるのが伝統工芸品なのです。
お土産で買うのもよし、工房さんに立ち寄るのも尚よしです。
全国各地で工房体験や窯元見学など、たくさんのレジャースポットもありますので、是非旅行に行く際には、その土地の工芸品や文化にも触れてみてください。
「〇〇県に行くのだけど、近くに窯元はないかな?」といったお問い合わせもお待ちしております。
今後ともこれいい和を宜しくお願い致します。
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