コラム

伝統工芸品の製作体験(沖縄編)

2023.11.22

こんにちは。これいい和の佐々木です。
これいい和では、【ニッポンの記念品ならこれいい和】をコンセプトに主に企業様向けに記念品のご提案を行っています。
日本製の商品を中心にご案内しておりますが、地域に根ざした長い歴史を持ち、職人さんの技術、ぬくもりが詰まった伝統工芸品をおすすめしています。

伝統工芸品は素材やその製法から持続可能なものとしてSDGsに貢献するものとしても見直されてきています。新型コロナが落ち着き、海外から再び多くの観光客が増えている中、日本のお土産品、記念品としても人気が高まっています。これいい和では不定期に百貨店さん等で短期の催事を行っていますが、海外の方の購入が実際に増えています。

■工芸品製作体験

以前の他のコラムでも何度か紹介されていますが、これいい和を運営しております我々の会社(株式会社キャリアコンサルティング)では、毎年、社員旅行を実施しております。
くじ引きで班分けをし、1班あたり10名ほどで、自分達で計画を立て全国各地に旅行に行きます。
今年(2023年)で6回目を迎えました。
私の班は、2泊3日で一番人気の沖縄に行って来ました。
その中で、伝統工芸品の製作体験をしてきましたのでご紹介します。
お邪魔したのは首里染織館suikaraさんです。
沖縄の伝統工芸品である首里織と琉球びんがたを体験してきました。

私は、手ほどきを受けながら首里織体験をしたのですが、10㎝の生地を織るだけでもなかなか苦労しました。これを何十mも織るとなると大変です。

一つの工芸品が完成するまでに、どれだけの手間ひまがかかるのか、丁寧につくられているのか実際に体験することで感じるものがありました。

そして、その工程によってぬくもりや想いがこもるのではないかと思いました。
これいい和を通して伝統工芸品業界を盛り上げていきたいと思う旅行となりました。
皆様も旅行に行かれる際は、その地域の伝統工芸品に触れて見てはいかがでしょうか。
素敵な出会いがあるかもしれませんよ。

■首里織について

首里織(しゅりおり)は、沖縄本島で織られている織物です。首里王府の城下町として栄えた首里で発展した「首里織(しゅりおり)」は、かつて王族や士族用として織られていた格調高く麗美な織物です。
1983年には、国の伝統的工芸品の指定を受けています。

原材料は、絹、木綿、麻、芭蕉などの糸が用いられ、琉球藍、福木、シブキ、テカチ、グールなどの染料が使用されます。

■琉球びんがたについて

琉球びんがたは沖縄の地で生まれた染物です。
びんがた(紅型)は、紅(色彩のこと)と型(文様のこと)から成り立った言葉とされています。琉球びんがたの特徴は、南国ならではの豪華な色合いと大胆な色使いです。
模様は古典的な柄から近代的な柄まで多種多様です。
1984年に国の「伝統的工芸品」の指定を受けています。

これいい和では全国の工芸品を取り扱っておりますので、お気軽にお声がけ下さい。
また次回のコラムでお会いしましょう。

これいい和では、定期的に伝統工芸品の記念品に関するメールマガジンを配信しております。
ご希望の方は、下記のフォームからご登録をお願い致します。