コラム

今年50周年を迎える沖縄県の伝統工芸品

2022.09.26

こんにちは。これいい和の石橋です。
弊社では全国各地の伝統工芸品を、記念品としてご案内しております。
周年記念や、上場記念、達成記念など、記念すべきタイミングの記念品をお探しの際は、
是非これいい和までお問い合わせください。

さて話は変わりますが、
弊社では今年から3年ぶりに社員旅行に行っております。
過去のコラムでも、各スタッフがそれぞれの旅行先について書いておりますが、
今回は私が7月に訪れた沖縄県についてお伝えが出来ればと思います。

沖縄県

弊社の社員旅行は、約170名の社員を各10名ずつのグループに分けて、
毎月各班が計画した様々な地域へ旅行に行っています。

その中のテーマで外してはいけないことが、

「日本の歴史や文化に触れてくること」

毎年様々な地域へ行っている社員旅行ですが、
なんといっても今年の大人気の旅行先は…

沖縄県!!

お好きな方も多いと思います。

青い海に青い空、美味しい沖縄料理に、沖縄民謡、そしてオリオンビール!
最高です。
4月からの上半期だけでも全部で4班が沖縄県へ訪れています。
その理由も、
・NHK連続ドラマ小説「ちむどんどん」に影響され、沖縄に行きたい欲求が高まったため。
・今年で沖縄県は本土復帰50周年。

この50周年イヤーに何としてでも沖縄県に行き、地域にお金を落とすことで貢献したい!
50周年の沖縄県を盛り上げたいという社員が多いため。
大きくこの2点が影響しております。

1945年~1972年5月15日までの沖縄

50年以上前のアメリカ統治時代の沖縄県は、(1945年から1972年5月15日まで)
・通貨は円ではなく、ドル
・沖縄県から本土に行くには、特別パスポートが必要。(逆に、本土から沖縄県に行くには、日本政府が発行する身分証明書が必要でした。)
・自動車の通行は右側通行
・本土への電話は国際電話

などなど、今では考えられませんが、こんな違いがあったんです。
明日から「ドルから円を使います。」「明日から左側通行になります。」「明日からパスポート無しで本土に行けます。」というのが正に50年前だったんですね。

今では中々想像できないことかもしれないですが、
歴史上沖縄県が本土復帰したということは本当に凄いなんです。
「ちむどんどん」でもこの光景は描かれていましたね。
仕事の中でも、企業様の50周年記念に携わらせていただく機会がありますが、
50年という歴史の間に、日本は大きく変わるんだなということを実感しました。

だからこそ、50年、100年と企業が続くことも素晴らしい事だと思います。

沖縄県の伝統工芸品について

沖縄県の伝統工芸品は、焼き物、染め織物、漆器、硝子、三線があります。
焼き物は、「やちむん」と呼ばれ、この言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。特徴は絵付けの鮮やかさです。海を彷彿させるようなコバルトブルーの色味や、南国を植物を想像させる色味が特徴な焼き物が多いと言われております。
日常にも使いやすそうですね。

弊社で扱う沖縄県の伝統工芸品は、
・八重山ミンサー
・知花花織

です。

今回は八重山ミンサーについて、詳しくご紹介しましょう。
八重山ミンサーは木綿を素材として織物の一種です。
「ミン(木綿)で出来たサー(幅の狭い)帯」のことを、ミンサーと言います。
沖縄県八重山諸島竹富島が発祥と言われ、こちらの柄が特徴的です。

ミンサー織

五つと四つ絣柄の意味には、「いつ(五)の世(四)までも末永く…4」という想いが込められています。
かつて通い婚が行われていた時代に、女性から男性にミンサーを贈る風習があり、竹富島の女性たちは心を込めてこの柄を織り込んだと言われております。
歴史は17-18世紀ごろからあるとされており、1989年に国指定の伝統工芸品として、「八重山ミンサー」が登録されました。

このように一つ一つの商品に作り手の想い、メッセージが込められているのも、伝統工芸品の良さです。

それが長い歴史を越えて令和の時代まで伝わっているって素敵ですよね。

今年50周年を迎えられる企業様は、
沖縄県本土復帰と同じ年。
沖縄県の記念品で周年記念をお祝いするのも良いかも知れないですね。

こちらのコラムも読んでいただけると幸いです。