コラム

伝統工芸品で心に余裕を

2023.02.23

こんにちは。
これいい和の大沼です。

2023年を迎えてから、あっという間に2ヶ月が過ぎようとしています。
毎年感じることは、本当に1年はあっという間に過ぎていきますね。(残り10ヶ月もありますが)
「光陰矢の如し」を日々痛感しています。
だからこそ、丁寧に後悔のないように過ごしていきたいと日々考えています。

話は変わりますが、先日通勤時に電車である広告を見つけて読み入ってしまいました。
グッと心に残る広告でしたので皆さんにも共有させていただきます。

手作業で細やかに

ご家庭と同じです。

車両検修場、というと
インダストリアルなイメージが
あるかもしれません。
鉄と火花とオイルの匂い。
あるいはコンピュータ制御で合理的に。
そういう部分もあります。
確かにあるのですが、
最後は結局人間の手が物を言います。
車両の汚れを拭いたタオル。
洗った後はこうして一枚ずつ干しています。
みなさんのご家庭と同じです。
首都圏3000万人の「今日」を支える
現場より。

PROJECT TOEI

というものでした。

私はこの文を読んで、グッと目頭が熱くなりました。
今日も明日も明後日も、みんなの“当たり前”を作ってくれている方々がたくさんいるんだよなと感じ、自然と『ありがとうございます』と感謝が込み上げてきました。
こちらは、東京都交通局さんの情報発信プロジェクト「PROJECT TOEI」の文章でした。

多くの方に都営交通のことをよく知ってもらうこと、
そして発信プロジェクトを通して、より安心して快適に利用してもらうこと、都営交通に親しみを感じてもらえるように日々の地道な仕事まで様々な取組みにスポットを当てて発信しているのだそうです。

確かに、親しみを感じました。
特に、『最後は結局人間の手が物を言います。』という言葉が心に染みました。

これいい和も一緒

我々これいい和は、

ニッポンの技術をつなぐこれいい和

というテーマで、昔から紡がれてきた伝統工芸や伝統技術を、現代を生きる皆さまにお伝えし、つくり手の技術を未来へ繋げる。
そしてより多くの方に伝統工芸品を身近に感じていただきたい。という想いで、運営しております。

伝統工芸品も一つひとつが工芸士さんの手作業で作られる商品が多くあります。
時間をかけて、熟練の技を持った工芸士さんの想いを乗せて作られています。
だからこそ作り手の『想い』が伝わるのです。

AIやDXという話題が連日報道されています。
確かに、そういったスキルや技術はこれからの時代に必要なことだと思います。
しかし、それを扱う方の心や想いによって、善くも悪くも変化していきます。

時間短縮や効率化を求めることも大切ですが、時間を掛けなければいけないところには時間をかけることが大切であり、そういった心の余裕も必要だと感じています。

伝統工芸品に触れていると、そういった心の余裕さが生まれてきます。
だからこそ、皆さんにも伝統工芸品に触れていただきたいのです。

周年記念品で伝統工芸品を選ばれる企業様が多くなってきております。
それは、周年記念まで走り抜けてきた企業様だからこそ、周年という節目に伝統工芸品に触れて、心の余裕さを感じていただきたいと思う経営者の方々が、増えてきているのではないでしょうか。

丁寧に作られているものを、丁寧に使い続けることで、心にも余裕ができて、より良い生活・より良い仕事につながるのではないでしょうか。

今回も最後でお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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