コラム

海外に影響を与えた日本の芸術

2024.02.16

こんにちは。
これいい和の石橋です。

先日経営革新計画優秀賞の奨励賞受賞記念に、会社の社長から我々事業部社員に記念品を頂きました。
経営革新計画優秀賞の奨励賞受賞に関しては、下記をご覧ください。

東京都経営革新優秀賞において「奨励賞」を受賞しました!

多摩間伐材で作られたコースターなのですが、台座が一緒についていて、盾として飾ることも出来ます。
思いもよらないサプライズに社員一同感動いたしました。

ちなみに、今回受賞された他の企業様にも、同じように1枚1枚会社名と、受賞内容を刻印してプレゼントをさせていただきました。
ちょっとした贈り物ではありますが、記念に残るものなので大変喜んでいただけました。

商品はこちら
多摩ヒノキの和柄コースター

ちなみにこちらの商品、デザインにもよりますが、1枚当たり1000円程でご案内が出来ます。
そこまで高額な記念品ではありませんが、記念に残るギフトとして大変おすすめです。

小ロットからオリジナルで作ることが出来るので、是非記念品をご検討の際は、こちらのコースターも候補に入れていただけると嬉しいです。

さて、本日ご紹介したいのは、このヒノキコースターではなく、背景の柄の富岳三十六景をはじめとした、日本の芸術が海外に与えた影響についてです。
富嶽三十六景は葛飾北斎の浮世絵の代表作として有名な作品なので、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
日本人だけではなく、海外の人からも「浮世絵といえばこの絵」と分かるほど、有名な作品です。

富嶽三十六景は江戸時代に描かれたものですが、当初はタイトル通り36図が出版され、大変好評だったこともあり、全46図のシリーズとなったそうです。
これらの浮世絵が海外に影響を与えることが出来たきっかけとして、当時、ヨーロッパへ輸出する陶磁器の包み紙として、浮世絵が使われていたそうです。

「浮世絵で包まれていたなんて、なんて贅沢な!」と思ったのですが、当時は大量に刷ることが出来るという版画の特徴もあり、紙屑同然だったようです。

しかしヨーロッパの人々は、陶磁器が届き、包み紙を開いた時に、「なんて美しい絵なんだ!」と驚いたようです。
それらをきっかけとして、浮世絵は海外に渡り、ヨーロッパでは「ジャポニズム」と呼ばれる日本美術ブームが広がりました。

影響を受けた芸術家は多くいますが、その中でも有名なのが、

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ。

ゴッホは 特に日本の風景や日常の情景を描く際に、浮世絵のような色彩使いや独特な構図を採用したようです。有名な「タンギー爺さん」という絵の背景には、浮世絵が沢山描かれており、ゴッホの浮世絵愛が一目で分かる作品です。
見ているだけでもワクワクする1枚なので、是非検索してみてみてください。

絵画だけではなく、音楽にも影響を与えているジャポニズムですが、ドビュッシーの「『海』管弦楽のための3つの交響的素描」の楽譜の表紙には、葛飾北斎の富岳三十六景を連想させるかのような絵が描かれており、その影響力の大きさが分かるかと思います。

このように、日本の伝統文化、芸術は国内だけではなく、海外の芸術家にも影響を与え、今日にも多くの作品として現代に残っています。
コロナウイルスが落ち着きインバウンド需要も高まっている今、日本の伝統工芸品+日本の有名な絵柄を活用したギフトをプレゼントすることも、おもてなしに繋がるのではないでしょうか。

海外へのお土産品として、または日本にお越し下さった海外のお客様への贈答品として、これいい和で扱う記念品は大変おすすめです。

是非私たちにご提案させてください。

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