コラム
【SDGs×伝統工芸品①】持続可能な社会と日本の伝統工芸品
2026.03.05
ニュースや企業の取り組み、学校教育などでも取り上げられ、今ではビジネスの場でも重要なテーマとなっています。
しかし、
「SDGsって結局どういうこと?」
「企業として何をすればいいの?」
と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこのシリーズでは、SDGsと日本の伝統工芸品の関係について、分かりやすくご紹介していきます。
第1回の今回は、なぜ伝統工芸品が“持続可能(サステナブル)”と言われるのかという視点からお話します。
もくじ
1 そもそもSDGsとは何か?
2 SDGsと私たちの暮らし
3 SDGsとニッポンの文化、工芸品
4 伝統工芸の現状
5 SDGsの記念品をお探しの方に、「伝統工芸品」を
6 SDGsの記念品をお探しの方へ
7 関連リンク
1 そもそもSDGsとは何か?

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
2015年の国連サミットで採択された国際目標で、2030年までに持続可能でより良い世界を実現することを目指しています。
その内容は、
・17のゴール(目標)
・169のターゲット
で構成されています。
SDGsの大きな特徴は、「誰一人取り残さない」という考え方です。
SDGsというと、
・環境問題
・エコ
・脱炭素
といったイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし実際には、
・貧困
・教育
・ジェンダー
・経済成長
・産業
・都市
など、非常に幅広いテーマが含まれています。
つまりSDGsとは、「社会・経済・環境をバランスよく発展させるための世界共通目標」と言えます。

SDGsの17の目標
SDGsには、次の17の目標があります。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任、つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
このようにSDGsは、
環境だけではなく社会全体の持続可能性を考えた目標なのです。
2 SDGsと私たちの暮らし
SDGsは決して遠い話ではありません。
例えば、
・コンビニのレジ袋有料化
・エコバッグの普及
・プラスチック削減
・カーボンニュートラルへの取り組み
など、私たちの生活の中でも「当たり前」が少しずつ変わってきています。
こうした変化の背景には、大量生産・大量消費の社会から、持続可能な社会へという世界的な流れがあります。そして実は、この流れの中で改めて注目されているのが日本の文化や伝統工芸品なのです。

3 SDGsとニッポンの文化、工芸品
こういったSDGsの観点は、日本から見てもとても良いことだと感じています。
日本の文化がより注目される機会になりうる、と思うからです。その代表の一つが、伝統工芸品です。
伝統工芸品と聞くと、
・高価そう
・特別なもの
・日常で使うイメージがない
と感じる方も多いかもしれません。
しかし実際には、
・有田焼の食器
・美濃焼のお皿
・漆器
・和紙製品
・木製カトラリー
など、私たちの生活の中に自然と溶け込んでいるものでもあります。
私自身も、実家で使っていた茶碗が「有田焼だった」と後から知り驚いたことがありました。伝統工芸品は、特別なものではなく、暮らしの中で使われてきたものなのです。
日本という国は、他国に比べても多くの文化、歴史があります。こういった文化は、現代ではなかなか目立っていません。世界的に見れば素晴らしいことでも、日本国民が知らないということも結構あるな、と感じます。

4 伝統工芸の現状
ただそういった興味を持つ人々が減ってきているのが現状です。
事実、職人さんの売り上げもかなり減っていますし、伝統工芸品の職人さんは減ってきています。
工芸品ではなくても、安くて使いやすい商品はたくさんあります。
大量生産で、より安価に作製することが出来る時代になってきたということですね。
それはそれで、とてもよいことだとは思います。私も実際、お世話になっていますし。
しかし、SDGsという世界的な流れを考えると、大量生産・大量消費の時代ではなく、良いものを少なく作製する。そして、長く丁寧に使う。もしくは、大量に作製するものであっても、製品の素材に配慮する工夫がより求められる時代に来ているということを感じます。
「あれ、この流れ、日本の文化を世界に発信するのに、とても良い流れなんじゃないか?」
一年前くらいから、そのように考えるようになってきました。この考えが良いか悪いかは分かりませんが、世界的にこうしようと言っているものが、日本を良い方向に進めてくれる可能性があると知ったら、とてもSDGsというものに興味が湧いてきました。
5 SDGsの記念品をお探しの方に、「伝統工芸品」を
「伝統工芸品に興味を持つ人が減ってきている」と書きましたが、原因は、そもそも情報が入ってこないからというのもあると思います。私自身も、知らない時と知った後では、かなり伝統工芸品に関しての印象は変わりました。
「伝統工芸品です。良い商品です。」といったところで、興味を持つ方は少ないかもしれません。
特に若い世代はそういった傾向が強いでしょう。
でも、私がそうであったように、ちゃんと見る機会や少しでも興味惹かれる要素をみつけたら、
日本の文化や工芸品を見る目が変わると感じます。
その一つの要素として、SDGsには可能性があります。
“SDGsの今だからこそ、伝統工芸品”
伝統工芸品がどの項目に当てはまるのか。今回のコラムでは書きませんが、SDGsを意識していこう!という企業様や個人の方が増えてきているのは実感しています。【「SDGsの商品を探しています」というお客様が、ぴったりな商品と出会い、結果的にその商品が伝統工芸品だった】こういった出会いの一助となれたらいいなと、思っています。
6 SDGsの記念品をお探しの方へ
SDGsを進めていく今だからこそ、伝統工芸品に再注目していただければと思っています。
伝統工芸品を手に取っていただくことで環境に良いだけでなく、地域・日本を盛り上げる可能性があると思っています。
世界に日本の伝統工芸品の質の良さ、そしてそれを作る職人さんの凄さを改めて知ってもらう、そんな機会をもつくる可能性があるのが「SDGs×伝統工芸品」だと思います。
SDGs×伝統工芸品の詳しい相関は、また次回に。
また読んでいただけたら幸いです。
これいい和では、定期的に伝統工芸品の記念品に関するメールマガジンを配信しております。
ご希望の方は、下記のフォームからご登録をお願い致します。
