コラム
周年記念事業の担当者になったら・・・
2021.03.31
企業の周年記念担当になった皆様へ
一体何から手をつければいいのか、何から考えていけばいいのか、
悩みに悩んでまずはインターネットで検索をしていたら、今ここにたどり着いたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし悩んで当然です。会社の大事な節目なのですから。
だからこそ是非数分程お時間をください。
本日は少しばかり、私が過去周年記念を迎える様々なお客様と接してきた中で見てきた、
周年記念事業の進め方についてお話しさせていただきます。
何でもまずは情報収集が重要ですからね!
ではまずは我々が何者か自己紹介からさせていただきます。
弊社は主に企業様の周年記念の記念品をはじめとした、企業様の周年事業のお手伝いをさせていただいております。
メイドインジャパンの質の良い周年記念品を強みに、企業様の想いをカタチにするべく、
記念品のご提案を中心に、記念誌や、周年記念パーティー、記念映像や印刷物などもご提案もさせていただいております。
気になる方は、是非こちらからお問い合わせください。
【問合せURL】
周年記念とは会社のお誕生日
では周年記念ってそもそも何なのでしょうか。
例えば、七五三や成人式、還暦のお祝い等。
皆さんも過去経験したり、逆にお祝いする立場になったりと、人生においての節目をお祝いした経験あるのではないでしょうか。
身近なところで言うと、誕生日も大切な節目のタイミングであり、お祝いされたり、お祝いしたりあると思います。
ちなみに「結婚何周年」にもそれぞれに名前が付けられているのをご存じでしょうか。
【プチ情報】
結婚一年目 紙婚式…アルバムなどの紙製品を贈る
結婚二年目 藁婚式(綿婚式)…木綿のハンカチや綿のシャツなど
結婚三年目 革婚式 …財布、ベルトなどの革製品
結婚四年目 花婚式 …フラワーギフト
結婚五年目 木婚式 …箸、木製のインテリア等
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結婚九年目 陶器婚式 …夫婦茶碗などの陶器
結婚十年目 錫婚式 …錫製、アルミ製の食器やカップ
結婚二十年目磁器婚式 …磁器の食器や置物
結婚二十五年目 銀婚式 …銀のアクセサリー、 銀食器
結婚三十年目 真珠婚式 …真珠のネックレス等
結婚五十年目 金婚式 …金、金箔を使ったもの
結婚六十年目 ダイヤモンド婚式 …ダイヤモンドの装飾品
結婚七十年目 プラチナ婚式 …プラチナの結婚指輪など
※全部載せきれないので、気になる方は是非調べてくださいね。
ちなみに結婚記念日にプレゼントをお探しの方は、是非弊社のECサイト、
これいい和セレクトをご覧ください。日本全国の「普段使いに良いものを」をテーマに商品を取り揃えています。結婚記念日にピッタリな錫や陶器や木製などの商品も取り揃えております。
これいい和セレクト:https://japan-novelty.jp/select/info/
少し脱線してしまいましたが、人に節目があるのと同じ様に、
企業にも創立(創業)した時をスタートとし、毎年誕生日があります。それが周年記念であり、周年事業なのです。
皆さんの務める企業が事業を始めたとき、きっと創業者の方の想いや、それを形にする人々や応援者の熱い想いがあったと思います。
その想いを次の世代へと繋ぐ、今まで続いてきた歴史を知り、未来の繁栄を願うという意味でも、周年記念事業はとても有意義で、会社を前進させる絶好のタイミングなのです。
しかし、企業の周年記念は5年、10年周期で行われることがよくあるケースで、そもそも毎年やっている企業様はかなり稀です。
だからこそ、「前回の周年記念も担当しました」というご担当者様も少なく、初めて周年事業に携わるというご担当者様が多いのです。
通常業務+α周年事業の業務となると、かなり忙しくなるご担当者様も多いのが実際のところです。想像つるだけで大変そうですよね。
だからこそ、周年記念のノウハウを知っている、私たちがおります。
ちなみに私も以前、設立50周年の企業様の周年記念を担当させていただいたのですが、
過去に周年記念を会社としてやったことはなく、企業様として初の周年記事業を試みました。当然担当者様も初めての経験です。一体何をすればいいのか、世の中の企業は周年のタイミングで何をやっているのか、そこから始まりました。
更には、50年間に一度も会社の歴史を文字として残したことがなかったので、私も担当者様も、まずは会社の歴史を知るというところからスタートしたことを覚えています。
当時は50年の歴史を唯一知っている社長とお話しさせていただき、
会社の歴史を知るためにまず社長がどのような想いで50年間事業をやられてこられたのか、この周年記念を機に何を伝えたいのか、未来に向けてどのようなきっかけとして行きたいのかを丁寧にヒアリングさせていただきました。
周年記念事業を成功させるために、まず必要なこと
社内体制を整える
企業様によって周年記念事業の取り組み方は様々ですが、担当者になった方はかなり忙しくなります。覚悟が必要と言われている仕事です。
だからこそ、どの様に取り組むかがとても重要です。
例えば、プロジェクトチームを作る。
よくあるケースは、各部署から代表者が集まり、プロジェクトチームを組んで、その中でプロジェクトを進めていくというケースです。
そのプロジェクトの中で、式典チーム、記念誌チーム、記念品チームに分かれてやるケースもあります。
また、企業様によっては、新入社員にアイデアを出させ、周年記念事業を進めていくという企業様もありました。今までにない斬新なアイデアが欲しい、また若手に会社の歴史文化を知ってもらい、未来に繋がる事業にしたいという狙いでやられていたりします。
周年記念のポイントとして、それぞれが当事者意識を持って取り組むことが、より効果を発揮することになると言われているので、若い層から巻き込むこの方法もとても面白いアイデアだと思いました。
また企業様によっては該当部署が担当をしたり、社長が中心をなってやるケースもあります。
企業規模や社内体制によって様々だと思うので、是非貴社に合った方法でご検討ください。
コンセプトを考える
周年記念を単なるお祝い事として終えるのではなく、周年記念という節目をきっかけに何を得たいのかということを考え、コンセプトを決めることが非常に重要です。
例えば、
・従業員やその家族、そして取引先企業に感謝の気持ちを伝え、よりよい関係性を築くきっかけとする
・会社の想い、ビジョンを発信する機会とする
・創業期からの歴史や想いを伝え、社員の帰属意識を高める。
・ブランディングに繋げる
等、周年記念を機に、何を伝えたいのか、得たいのかにより、何をするかが変わってきます。
周年記念事業を任されたらまずは、会社としてこの節目をきっかけにどのようなメッセージを発信していきたいのかを確認し、コンセプトを決め、それを深めていきましょう。
誰に向けて発信をしたいのか
・従業員向けに日頃の感謝、還元の機会にする
・取引先企業への日頃の感謝を伝える機会にす
・従業員、取引先企業、社会に向けて、これからの会社の方針や展望を伝えるブランディングの機会とする
等、周年記念と言っても、目的や受けてによって、伝え方が大きく変わります。
周年記念何から手を付ければいいかわからないというご担当者様は、
まず会社としてどのような事業にしていきたいのかを検討し、周年記念をきっかけに何を得たいのか、何を伝えていきたいのかの意思統一をすることから始めることをお勧めします。
次はどこかの機会で、周年記念におすすめの記念品シリーズでコラムを書かせていただきます。
お楽しみに!
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