コラム

記念品ブランディングのススメ

2021.06.20

これいい和の和田です。

これいい和では、法人様向けBtoBのこれいい和と共に、個人様向けBtoCのこれいい和セレクトがございます。
特にこれいい和セレクトでは、これまで多くの方の『記念品』『贈り物』『ギフト』選びをお手伝いさせて頂きました。
選び方はまさに千差万別。

ショールームにお越しいただき、「これ!!」 即断即決のお客様。
数点の商品をご案内し、「友人と相談して決めます!」 と持ち帰りのお客様。
日本製の商品に目移りがしてしまい「私では決められない!!!」とお困りのお客様。


お困りのお客様には、「その気持ちわかります!!、全部いいですよね!!」
心から共感し、あっという間に時間が経ってしまうことも、しばしば・・・。
そんな風に、ご一緒に記念品を選ぶ時間を共に過ごして思うことは、

「記念品(贈り物、ギフト)を選ぶ時間は、とても素晴らしいもので、この時間も含めて贈る相手を敬い祝している」

ということです。

お客様は同じ言葉をつぶやきながら選ばれます。
「あの人は、何が好きなのだろう?、どんな生活をしている?、最近、こんなことがあったな?」

贈られる方は、幸せ者だな~。そんなことを思いながらお手伝いさせて頂きます。

だからこそ、私も含めてですが、
記念品を受け取るときは、【目の前にある“モノ”の価値、以上にたくさんの想いや時間という価値が含まれている】ことを忘れてはいけない、と思っています。

さて、


記念品選びは、それだけ価値があるものということに触れて参りましたが、
個人ではなく、企業様であれば、更に考えることは多くなるのは、必然です。

まさに、企業にとってみれば、記念品を通しての、ブランディング”の機会となる訳です。

これいい和では、その記念品を日本製・伝統工芸品など、つくりの良いものを中心にご案内しております。
なぜなら、ブランディングの機会であることを、理解しているからです。

ブランディングの考え方や理論などは、世の中にたくさんあります。
今回は、記念品、つまり“モノ”にフォーカスしてみたいと思います。

皆様にこんなご質問を。

「お部屋の断捨離しているのに、捨てられないもの、ありませんか?」
その捨てられないものって、
「これは○○さんにもらった」とか「○○の記念の時だ」とか、思い出が溢れてきませんか?

不思議ですよね、断捨離しているのに、全く断捨離が進まず、モノも減らず、どんどん思い出に耽っていく。
断捨離あるある、ですよね。

私が何を言いたいかというと、
モノには、

「記憶装置」
という機能があるのです。

———— エピソード ————

日本には、自然災害が多くあります。大切な方を亡くされたり、大切な住居を失うこともあります。
大変心が苦しいことでありますが、私の実家も阪神淡路大震災で被災しました。
幸い倒壊はしなかったのですが、そこでこんな光景を目にしました。

「瓦礫の中から、食器を探し、大事そうに持ち帰る」

モノには、力があります。

その方々は、以前の生活の記憶を持ち帰り、新たな生活の支えとするために、食器を持ち帰りました。
モノには、何かと何かを繋ぐ力があります。


「過去と未来を繋ぐ、記憶装置」

モノには、このような力が備わっています。
個人的には、是非とも日常を支える食器を愛してほしいな、と思いますが。

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話を戻しましょう。

“記念品でブランディング”

ブランディングを、形なき積み重なった信頼のように考えると、まるで先ほどの記憶と似ているなぁと思います。

つまり、
【たかが記念品選び】、かもしれませんが、
【されど記念品選び】、でもあります。

日本の企業の多くが、節目を大切にし、お世話になった方(従業員、お取引先など)に記念品を贈ることは、
諸先輩方が積み重ねてきたものを、敬い祝し、過去と未来を繋ぎ、更に前進する為のものなのだ

と、私は思います。

だからこそ、御社にとって大切な、記念品選びのお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

「貴社にとってどのような記念品が良いのだろう?」
「社長様はどのような思いで取り組まれているのだろう?」
「創業者の方は、どんな問題意識で会社を立ち上げられたのだろう?」
「従業員の皆様は、どんな方々なのだろう?」
「応援者の皆様は、何を望まれているのだろう?」

記念品で、皆様が笑顔になれたら、それは素晴らしいことです。
ご一緒に考えられたらと思います。

そうはいうものの、
記念品選びは、考えることがたくさんあります。

・ご予算
・数量
・贈る先
・コンセプト
・ストーリー
・パッケージ

……………そして、ブランディング

是非、お話を伺えればと思います。
ご担当者さまと、
「あれでもない、これでもない」と、
たくさんのご意見を交わすこと
が、
記念品の価値を高くして、

記念品ブランディングの一歩を踏み出すことになると、信じております。

御社の更なる発展を祈念して、コラム記事を結ばせて頂きます。

是非、次回の更新を楽しみにお待ちいただければ幸いです。


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