コラム

普段使いに、工芸品の贈り物を

2021.07.05

こんにちは、これいい和の伊藤です。

最近、「工芸品・日本製の商品を扱う担当が工芸品を持っていなくてどうする!!」と思い、月に1個、工芸品・日本製のものを買って、使うようにしています。

これいい和に携わるまで、工芸品を全く持っていなかった私ですが、いくつか集めて気がついた事があります。

それは、「やっぱり日本製の物はいい!!」という事です。

もともと工芸品は普段、日常で使う為に作られたものが多く、手に馴染みやすくシンプルで無駄がありません。また、日本人にあった風合いとデザインでなんとなく落ち着きます。

ここで、私が買って集めた工芸品をご紹介します。(まだ数は少ないですが、、、。)

現状、全部で4つ!

青森県の津軽びいどろ(グラス)・長崎県の波佐見焼(お皿)・愛媛件の砥部焼(茶碗)・日本製の竹箸です。

かなり食器が充実してきました(笑)

どれもデザインと使いやすさが気に入っており、一軍の食器に昇格しました!

今まで、食器類は100均のものや安いもので済ましてきましたが、いいものを揃えると愛着が湧き普段の食事がより楽しくなってきます。

やっぱり日頃から使う物は、いいものを使いたいですよね。

●催事をして思ったこと

これいい和は、上野マルイや東急百貨店などの百貨店などで出店をさせて頂く機会がありますが、その中でもプレゼントで買われる方が多くいらっしゃいます。

そして、お客様が商品を選ぶ際、よく口にされるのが「これあげたら使うかな〜??」とおっしゃいます。

プレゼントしても最初は目の前で使ってくれるけど、日が経つと別のものに選手交代!

なんてこと誰しも一度は経験したことないでしょうか?

いい物は渡したとしても、結局使ってもらえないと少し寂しい気持ちになりますよね。

また、「こんな良いもの普段で使えない。特別な日に使うね。」と年に2、3回使われる。

大切に使ってもらえるのは嬉しい事ですが、使っていけばいくほど味が出て使っていく人の色になっていくのが工芸品です。

もしプレゼントに工芸品を貰ったら使い倒してあげて下さい(笑)

●意外と知らない、
「ギフト・プレゼントの違い」

ここでちょっとした豆知識ですが、よく「プレゼンにおすすめ!」や「一推しのギフト商品」を目にしますが、そもそもギフトとプレゼントと明確な違いって知ってますか?

プレゼント

プレゼント(present)とは、ラテン語で「前の、事前の」の意味を持つpreと、「在る」の意味を持つesse-entで構成され、pre-esse-entで「前もって用意された」と解釈できます。贈り物のほかに、「現在の・当面の・出席して・(心や記憶に)在る」などの意味がある様です。

贈り物としてのpresentは、「親しい人の間での贈り物」という意味合いが強く、家族、友人、恋人といった間柄で交わされる事が多いです。

ギフト

ギフト(gift)はプレゼントよりも広義の贈り物を指します。例えば、giftは英語で「才能」いう意味も持ちます。これは、“才能=神様の贈り物”と考えられているからだそうです。また、家や土地などの資産を引き継いだ際に発生する「贈与税」は、英語でGift Taxesと言います。

英語のgiftは、「目上から目下へ」、「価値のある贈り物」というのがイメージに近く、presentよりも改まった感じの言葉です。

日本での具体的な使われ方とは?

・プレゼント

家族や友達、恋人など。親しい間柄で交わされる贈り物。誕生日プレゼント、クリスマスプレゼントなど。旅のお土産も、どちらかというとプレゼントを使います。

・ギフト

結婚や出産などのお祝いやお返し(内祝い)、お中元、お歳暮など、フォーマルな場所での贈り物の場合に、ギフトと呼ぶことが多いようです。

また、サマーギフト、ウインターギフトといった使い方がされますが。これは価値がはっきりしていることに由来しているのかもしれません。

ニュアンスはほとんど同じですが、厳密には少し違う様ですね。

私はこの意味を知るまで、何気なく使っていました。

ただ、使い方の決まりは特別ないので、神経質ならず豆知識として覚えておくといいかもしれませんね。

●これいい和が行うギフトキャンペーン

これいい和では「これいい和セレクト」というオンラインショップを運営しています。

そこでは、毎年「母の日」「父の日」のギフトキャンペーンを行っています。

2020年のものを少し紹介したいと思います。

(母の日)

・温感マグカップとカステラセット


岐阜県の美濃焼を使用した温感マグカップ。

40℃以上の温かい飲み物を注ぐと、黒いシルエットから柄が浮かび上がって来る仕組みになっています。

そして、カステラは「名誉総裁賞」を受賞したもので味、実績にともに自信を持ってオススメできるものになっています。

・ぬかアイピローとおふろはんセット

米ぬかを使用したアイピローで、従来のアイピロー温めるだけでなく、保湿もしてくれる優れものになっています。

ハーブの香りもほのかにする為、香りからもリラックスする事ができます。

そして、おふろはんは入浴剤とはんかちがセットになったものです。

母の日ギフトでは、特に「温感マグカップとカステラセット」が評判良く数量限定ではありましたが、販売開始約1週間で完売となりました。

また、「お客様からはコロナ禍で直接会えない中で、母の日にプレゼントができてよかった。」「温感マグカップのセットを母に贈り、色が変わって感動したという連絡が来て贈ってよかった」など様々な有り難いコメントを頂きました。

(父の日)

・大堀相馬焼タンブラー・おつまみセット

福島県の伝統的工芸品、大堀相馬焼のタンブラー。

左を向いている馬の柄が特徴で「右にでる物はいない」という意味があります。

また、昔から馬は左から乗ると倒れなと言われており、今後も倒れずに健康でいて欲しいという想いを込めて贈る事ができます。

また、晩酌のお供として、焼スルメと定番のおつまみから、トリフが入ったチーズと少し珍しいおつまみまでバリエーション豊富なおつまみを楽しんでもらうそんなものになっています。

・SUWADAつめ切り・桧入浴セット

新潟県の伝統工芸品、燕三条のつめ切り。

プロのネイリストプロのネイリストや医療従事者の方々も愛用。
機能性に特化したデザインとフォルムにより、切った爪の断面が、やすりがけがいらないくらい滑らかに整う技術の詰まった一生モノのつめ切りです。
そして、もう一つが「木の国」、和歌山県のヒノキを使用した入浴剤です。
ヒノキに含まれる成分「ヒノキチオール」には、殺菌、抗菌効果や代謝向上の効果があり、免疫力を高めてくれると言われています。防虫効果もある為、虫が多くなる夏の季節にもオススメです。ヒノキの香りでヒノキテラピーとして、リラックス気分も味わう事ができます。

商品を選ぶ際は、受け取った人が少しでも感動して貰える事を意識しています。

また、物にもこだわりますが、テーマやストーリーも大切にしています。

どうして今回この商品なのか、これ作った人の想いなど、直接渡せずとも、貰った人が思わず贈ってくれた人に連絡しちゃう、もらった側も嬉しいですし、何よりも贈った側が嬉しいですよね。

そんな商品を今後も皆さんに届けていきたいと思っております。

今、私は催事のスタッフ、これいい和セレクトの運営など、どちらかと言えば法人より、個人のお客様と触れる機会を多く頂いています。

法人と個人では、贈り物で選ぶものは大きく違うと聞きますが。

貰う人は個人でも法人でも全てヒトです。そのヒトが1番喜ぶものがベストギフトと思います。

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