コラム
~商談の一コマから~「お箸」の記念品
2021.07.16
こんにちは。これいい和の石橋です。
本日はお客様との打ち合わせの一コマから、
「お箸」についての豆知識を、お届けいたします。
この度、周年記念を迎えられたA社様。
先代の社長から会社を引継ぎ、二代目社長様と商談させていただいた時のことです。
その社長様は物を大切に扱う方で、
「どうせ周年記念品をお渡しするなら、長年使っていただける、愛着の湧くようなものが良い。」
と、初めてお会いした時からずっと仰られておりました。
「何をもらったら使ってもらえるのか、喜んでいただけるのか」
周年記念品を選ぶ立場の方は、この点をとても悩まれます。
それくらい想いを込めて選ばれる記念品、私たちも一緒に考え提案させていただいております。
そしてご自身の過去の経験から、今まで記念品としてもらったものを沢山見せていただきました。
その中でも、「以前お取引先の企業様から記念品でもらったお箸は使いやすくて、いつも持ち歩いているんだ」と大切に箸袋に包まれたお箸を見せてくださりました。
自社の周年記念品を贈ったお客様が、こんなにも長く大切に使ってくれていたらとっても嬉しいですよね。この様に日常使いをしていただける周年記念品こそ、これいい和では沢山御案内しております。
その様な流れの中で、お箸をご提案させていただくことになり、色々を御案内していただく中で、今まで私が気にしていなかったお箸に関する知識を学ぶことになりました。
90周年という節目のタイミングだったので、
「これからの100年に向けての橋渡し」というストーリーを乗せて、ご提案をさせて頂きました。
ちなみに皆さん、普段使っているお箸、
何年も同じものを使っているという方も多いと思うのですが、お箸の「長さ」気にしたことはありましたでしょうか。
正直私は全く気にしておりませんでしたが、
お察しの通り、お箸には様々な長さがあるんです。
では、ここでクイズです。
Q男女兼用のお箸の長さは何センチであると言われているでしょうか。
- 21.5㎝前後
- 22.5㎝前後
- 23㎝前後
答えは②の22.5㎝前後が男女兼用のお箸のサイズだと言われております。
ちなみに①21.5㎝は女性、③23㎝は男性向けだと言われております。
様々なお箸が並んだ時の一つの選ぶ基準として、
★記念品をお渡しする対象は男性が多いのか、女性が多いのか、それとも男女両方いるのか、によって、お箸の選び方が変わってきます。
このような「長さ」に着目して、周年記念品選びをすることも、長く愛着を持ってもらう贈り物選びとしてよいかもしれません。
ちなみに手にあうお箸のサイズの測り方というものがあります。
手に合う箸の長さは、「一咫半(ひとあたはん)」と言われております。
親指と人差し指を直角に広げた長さが「一咫」。
人咫の1.5倍が「一咫半」です。是非ご自身で測ってみてください。
■縁起物のお箸
お箸は縁起物だと言われております。なぜ縁起物だと言われているのか、ご存じでしょうか。
それでは早速クイズです。
箸が縁起物だとされる理由はどのような理由からでしょうか。
- 「箸を使う=食べ物がある」ということから、「食べ物に困らない」という意味がある
- おいしいものがいつまでも食べられますようにという願いが込められている。
- 二本揃わないと意味がない箸は「仲の良い夫婦」の象徴であるから
- 箸は食のイメージから、「健康でいてください」「いつまでも長生きしてね」などの長寿健康の意味合いがあり、縁起物とされている。
- 「橋渡し」という意味合いがあり、新たな門出を迎える贈り物としてピッタリである。
さていかがでしょうか。どれも正解に見えますが、答えは分かりましたでしょうか。
正解は、①②③④➄全て正解です。
お箸が結婚祝いや、贈り物として選ばれるのも、実はこのような所以があったからなんですね。ただ箸を贈るのではなく、このような意味合いを分かったうえで贈り物を選ぶことが出来たら、より商品への愛着も湧き、渡すときの想いもより込められるかと思います。
■これいい和のおすすめする記念品「お箸」
お箸は記念品としても勿論ですが、特別なお客様への贈り物としても最適な商品です。
過去には、周年記念品も勿論ですが、投資家さんへの贈り物、VIP向けノベルティとしても採用いただきました。弊社でも様々な産地のお箸を取り扱っているので、お箸ご検討の際は是非ご相談ください。一度にたくさんの素敵なお箸と出会うことが出来ます。
様々ある中でも本日は何点かピックアップしてお箸の紹介をさせて頂きます。
【輪島塗】輪島塗箸
https://japan-novelty.jp/traditional/wajima/
輪島塗とは石川県輪島市で生産される伝統工芸品です。
デパートでも高級箸の売り場に置かれているのがこの輪島塗箸です。
お贈りしたら「良いもの貰ったな~」と思っていただける商品かと思います。
製品は、1本1本職人の手で作られた、伝統的な深い味わいのあるお箸です。
硬質で、かつ軽いのが特徴。
※手作り品のため、1点1点風合い等が異なります。ご了承ください。
※名入れ色は、基本的に金色1色となります。
※化粧箱または桐箱のご用意あり、夫婦箸でのセットも御案内可能です。
参考上代:880円~
最少ロット:100膳から
【樺細工】樺細工 桜皮箸夫婦セット
https://japan-novelty.jp/traditional/kabazaiku/
200年以上の歴史がある秋田県の伝統工芸品樺細工。
山桜の皮を持ち手部分に巻いた箸になります。
撥水加工が施されており、水濡れにも安心してお使いいただけます。
きらめく螺鈿(らでん)がチャームポイントの夫婦箸。
参考上代:2772円
最少ロット:20膳から
名入れ:要相談
【山中漆器】山中漆器、うるしけんこう箸
https://japan-novelty.jp/traditional/yamanaka/
商品名から魅かれるこのお箸。
箸の五角形の形状と、先端は銀梨子地の加工による滑り止め加工を施し、なんといっても食材を挟みやすく、使いやすいのが特徴です!
漆の抗菌力、銀の抗菌力の相乗効果に着目した独自の銀梨子地加工技術により、見た目の美しさだけでなく、
JIS Z 2801抗菌力試験での抗菌力が実証されました。
食洗器も対応しているので、使った後も楽々洗えて使いやすさもバツグンです。
名入れは白漆を使用し職人が一文字一文字手書きでお名前をお入れします。
名入れは持ち手の部分に縦書きとなります。
参考上代:7000円
最少ロット:50膳から
名入れ:可能
【若狭塗】若狭塗箸
江戸時代から漆器、塗りものが盛んだった福井県小浜市若狭地方。
小浜市といえば、2008年に、時の米国大統領、バラク・オバマ氏に「オバマ」つながりで若狭塗箸を進呈したことでも話題になりました。
現在は塗り箸も盛んで、日本全国の8割以上の塗り箸がここから生まれています。 若狭塗箸には、漆を塗り重ねる塗り込みや艶を出すための磨きなど、10以上の工程があり、アワビの貝殻や卵の殻、松葉を使って若狭塗独特の模様がつけられています。
参考上代:6600円
最少ロット:50膳から
名入れ:可能(桐箱名入れ)
御案内したお箸は一部です。
周年記念品、海外へのお土産、退職記念等の記念品としてお箸をご検討の際は、
是非これいい和までご相談ください。
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