コラム
間伐材の背景を知る|SDGsに貢献する企業向け木製ギフトの選び方
2026.02.19
こんにちは。
これいい和の山口です。
近年、「SDGsに配慮した記念品を選びたい」「環境に優しいノベルティはありますか?」というご相談が増えています。その中でも注目されているのが、間伐材を活用した木製記念品です。
本記事では、間伐材とは何か、なぜ企業の記念品として選ばれているのか、そして実際にどのような商品があるのかを整理します。
もくじ
1 間伐材とは?なぜ今、注目されているのか
2 企業が間伐材の記念品を選ぶ理由
3 多摩の間伐材を使用した商品例
4 間伐材記念品を選ぶ際のポイント
5 これいい和ができること
6 まとめ|“選ぶこと”が社会貢献になる記念品
7 関連リンク
1 間伐材とは?なぜ今、注目されているのか
間伐材とは、人工林で健全な森林を育てるために間引きされた木材のことです。
日本の森林の約4割は人工林と言われています。適切に間伐を行わなければ、森に光が届かず、生物多様性が失われ、地盤も弱くなってしまいます。
1-1.間伐材を活用することのメリットとその背景
日本では戦後、建築用にたくさん植林をしました。それをきちんと間伐して、森を育てて・・・となる予定だったのですが、鉄筋コンクリートが台頭し、さらに1970年代、安い輸入木材が日本国内に流通します。
その結果、国内で人工的に植林された木が間伐されないということになりました。
人が山に入って、木を伐採して、それを外に運びだして加工して、となるとお金がかかるのです。
森の木が密集すると、太陽の光が差しこまなくなります。
すると、他の植物も枯れてしまい、エサがないので動物も苦しみ、さらに地面の栄養が少なくなるので生えている木も脆くなる…という悪循環を生みます。
暗くて生物多様性の少ない森になってしまうのです。
間伐材を活用することのメリットとしては、
・健全な森を守ること
・地域林業の支援につながること
・CO₂固定の循環を促すこと
につながります。
つまり、間伐材を選ぶこと自体が、環境貢献のアクションになるのです。
1-2.間伐されないことによる弊害
ちなみに、関東を中心に間伐しない結果として、成熟した杉の木があふれ、花粉症の原因にもなっています。都内の半数の人が花粉症と言われます。
20歳から60歳までの花粉症であると回答した社会人1,324名を対象にした「社会人の花粉症に関する調査(パナソニック株式会社調べ)」では、花粉症による経済損失額は1日あたりで「約2,215億円」に該当すると言われていますから、これがなくなるだけでも良い影響ですよね。
それに、なんせ、「木」は地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を「木の葉・幹・根」という形に留めておくことができます。燃やしたら二酸化炭素として排出されてしまいますよね。
その上、若い木ほど、成長のために二酸化炭素をたくさん吸収し、老木ほど二酸化炭素を吸収しないそうなのです。その意味でも、間伐をし、新たに植林をするという意味がありますね。
『その吸収量は樹種や林齢により異なりますが、 -中略- 例えば人口林50年生スギの1本当たりでは約190kgに達すると試算されています。これを50年で割れば1年間平均で約3.8kgの炭素(約14kgの二酸化炭素)を吸収したことになります。』
(林野庁HPより)
まして、輸入木材の中には違法伐採のものもあると聞きます。
東南アジア地域を中心に、「〇〇国産」と表示されるだけで、それが違法伐採なのか合法なのか追跡しにくいというのです。「木」を使っているから自然派?と思いきや、その原材料が海外の天然林から違法に伐採されたものだったとしたら…?と、考えるだけで悲しいですよね。
中国の新疆ウイグル自治区で強制労働によってできた綿製品をアメリカが不買するという動きもありましたので、気にしている方も多いと思います。
どこで、どのようにして生み出された、どんな原材料を使っているのか。
これはとても大切にしたい視点です。
また現在、「自然エネルギー」のために太陽光発電を山間部に建設する動きも各地であります。
しかし、元々森林や田んぼであったところに太陽光発電パネルを設置することは、そこにあった植物が失われる、すなわち二酸化炭素を固定化しておく機能が失われるということです。
さらに、パネルを設置することによって、その下の地面は日陰になり、あるいはコンクリートで覆われてしまうため、土壌がいたみ、もとに戻るのは難しくなります。
そして、保水力の観点からも、森林や田んぼは自然のダムとして機能してくれるので、それが失われるとなると、川の氾濫や鉄砲水の原因にもなります。
1-3.未来の為にも間伐材を使用
このように、一度間伐をしなくなる、また、森を別の用地に転用してしまうと、元に戻すのは簡単なことではありません。
そのためにも、森林の間伐材の用途をたくさん見出し、日常に取り入れることは、SDG‘sに直結する、私たちにできる大きな貢献の1つなのです。
森林の生物多様性を豊かにすること、地域経済、林業の人材育成、地球温暖化を防ぐこと、等々につながるのです。
東京都内の企業で多摩の間伐材を利用することがSDG’sと社会に貢献できるということです。
間伐材をつかった記念品や贈り物を弊社でもいろいろと取り揃えております。
記念品で良いものを選びたい、また、贈り物で何を選ぼうか迷っている際や、お子さんにSDG’sを伝えていきたいときは、ぜひご利用ください。
子供たちも木が大好きです。公園や道端で拾い集めてくるのはもちろんのこと、大型木製遊具の公園も大好きです。
また昔から日本では、つみき、こけし、けん玉、独楽・・・と、木のおもちゃも身近にありました。
その木のぬくもりあふれ、社会貢献にも直結する東京都の間伐材をぜひ、取り入れてみてくださいね。
2 企業が間伐材の記念品を選ぶ理由
2-1.SDGsへの具体的な取り組みとして説明できる
企業のSDGs活動は、「言葉」だけでなく「行動」で示すことが重要です。
間伐材記念品は、「地域資源の活用」「森林保全への貢献」という具体的なストーリーを持ちます。周年記念、上場記念、環境方針発表のタイミングなどで選ばれる理由はここにあります。
2-2.木のぬくもりが“伝わる”
木製品は手に取った瞬間に温もりを感じます。大量生産品とは異なり、木目は一つひとつ違います。その個体差こそが、記念品としての特別感になります。
2-3.地域とのつながりを表現できる
例えば、東京都の多摩産材。
地域に根差した企業様が、地元の間伐材を使用することで、「地域とともに歩む企業」という姿勢を形にできます。これは、採用活動やブランディングにもつながる大きな価値です。
3 多摩の間伐材を使用した商品例
これいい和では、多摩産ヒノキを使用した商品を取り扱っています。企業ロゴの名入れやオリジナル形状での制作も可能です。
4 間伐材記念品を選ぶ際のポイント
間伐材記念品を検討する際は、以下の点を整理するとスムーズです。
・数量
・名入れ有無
・納期(イベント日から逆算)
・配送先(国内一括/個別配送)
オリジナル制作の場合は、3〜6ヶ月前のご相談が理想です。
5 これいい和ができること
これいい和では、単に木製商品をご提案するのではありません。
まずお伺いするのは、
・なぜSDGsを打ち出したいのか
・誰に届けたいのか
・どんなストーリーを伝えたいのか
という部分です。
その上で、産地選定、仕様設計、名入れ、配送までワンストップで伴走いたします。
これいい和では、定期的に伝統工芸品の記念品に関するメールマガジンを配信しております。
ご希望の方は、下記のフォームからご登録をお願い致します。
6 まとめ|“選ぶこと”が社会貢献になる記念品
間伐材記念品は、環境配慮であるだけでなく、企業姿勢を伝えるツールにもなります。
「良いものを選びたい」
「意味のある記念品にしたい」
その想いを、形にするお手伝いをさせてください。


