コラム

記念品を作る目的とお渡しする場面

2021.12.17

こんにちは! これいい和の池田です。

これいい和では様々な記念品案件を行ってまいりました。わたくしだけでも今年4社ほど記念品の製作に携わらせていただきました!

ということで!今回は、記念品を提案させていただく「これいい和スタッフ」から見た「記念品選定の仕方」を改めて皆さんにご紹介させていただきます。

【記念品を作る目的】

記念品を作る目的は大きく分けて3つあります。

1つ目は「日頃の感謝を伝える」になります。記念品を渡すときは何かの節目の時に渡すケースがほとんどです。その中でも特に「これだけ成長しました。長く続けてこれました。」 等、日頃の感謝を形で伝えたいときに渡すものになります。

2つ目は「歴史を伝える」になります。記念品の多くは「周年のお祝い事」に渡すケースが多いです。(一部異なる場面もあります。)その際に「これだけの歴史があって今があります。」と伝える時に記念品を作ると「歴史を忘れてはいけない」と思えます。

3つ目が「コミュニケーションや認知目的です。」企業の記念品作成であれば記念品を渡す機会でコミュニケーションが出来たり社員のモチベーションにも影響されます。また、商業施設や飲食店であれば「ここ、こんなに長くやっているんだ!」と外部の方に認知もしていただけます。

【記念品を作るシーンとは?】

記念品の多くは主に以下の様に学校や企業などの節目で配られるシーンが多いといえるでしょう。

<企業関係>

●企業の周年記念や創業記念

●永年勤続者に向けた記念品

●株式上場記念

<学校関係>

●学校の卒業記念

●学校の創立記念

●部活の創設記念

<その他>

●施設の来場者記念

●飲食店等の開店記念

●ファンクラブ用記念品

また、それぞれに対しても『内々(社内)に配るもの』『お世話になった方(社外)に配るもの』での少し異なります。

まずはわかりやすい<企業関係>に関する記念品を作るまでの流れや選定のポイントについて話していきます。

  • 担当者を決める

主には会社の広報や総務の方が行うケースが多いですが、中には「周年記念チーム」を発足して周年を迎える数年前から準備される企業様もあります。

  • 予算を決める

基本予算を決められるのは会社の社長様や役員の方々がほとんどです。企業様によって様々ですが、「これいい和」にご依頼いただくケースで一番多いのは「予算:60万円~300万円」くらいでご相談いただくケースが多いです。

   ※ただし企業様によっては「数万円の予算しかとっていない」ケースもございます。その際はその予算に見合った商品をご紹介させていただいております。

  また、社外向けと社内向けでも予算が異なります。多くは「社内向け」の方が予算大きくかけるパターンが多いです。

記念品の選定

記念品の選定パターンはいくつかあります。

例えば)

・社長様がつくりたい記念品(多くは大手ブランドに名入れしたものが選ばれます。)

 ・従業員が欲しいもの(アンケートをもとに依頼)

 ・その企業のイメージとマッチしたもの(歴史のある工芸品等が多く選ばれます。)

また、先ほど少し書いた様に「社内向け」「社外向け」でも異なります。

例えば社内向けには社内アンケートをもとに作成し、社外向けには周年を迎えたことが認知されるような商品を作成したりします。

配布予定場所

 一番多いのは式典を開催し、社員一同が集まる時にお渡しをするケースが多いです。しかし近年はウィルス対策の影響もあり「自宅配送」等でお渡しするケースも多くあります。これいい和では分納対応、個別配送の対応も承っております。

次に<学校関係>の場合をお伝えしていきます。

 学校関連での多くは「教職員・スタッフが決める」パターンと「PTA、OBの方々が決める」パターンの2パターンがあります。また、作る記念品に関しては「そのチーム内で話し合って決定する」場合がほとんどです。企業様の様にアンケートを取ったりするケースは少ないと思います。

また、学校関連で作る商品で多いものは

・食品等の消え物系

・記念冊子の作成

・文房具関連(高級品)

が多く採用されます。

最後に…

記念品の多くは、若手からベテランまで幅広い年代の方に向けて用意することになります。

そのため、記念品を選定する際には、性別や年齢を問わず使えるシンプルで実用的なものを選ぶのが失敗しないコツと言えるでしょう。

特にこれいい和で扱っている工芸品はそれぞれの伝統工芸品にストーリがあり、長く続いてきたことをお祝いするときに重なる部分が多くございます。

たとえば、藍染であれば「勝ち色」と呼ばれていたり、トンボ柄の商品であれば「前しか向かない」という意味が込められていたりします。七宝柄は「円(縁)が永遠に繋いでいく」という意味があります。

 伝統工芸品に使われる柄にはそういった意味が多くあります。もちろん工芸品自体にもいろいろな意味があり、その土地で生まれた事にも意味があります。

少しでも興味があればこちらのページから様々な工芸品の紹介をしています。

https://japan-novelty.jp/traditional

是非いろんなサイトを見て回ってください。

藍染の商品はこちら

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