コラム
岐阜県の伝統的工芸品6選|美濃焼・美濃和紙など地元が誇るものづくり
2026.02.20
こんにちは。
これいい和の岡山です。
今回は私の出身地である岐阜県の伝統的工芸品についてご紹介させていただきます。
以前のコラムで岐阜県の伝統文化についてご紹介させていただいていますので、ご興味のある方も下記のコラムもご覧いただけると幸いです。
もくじ
1 岐阜県の伝統的工芸品一覧
2 伝統工芸は「地域の歴史そのもの」
3 自分の地元を見直してみる
4 これいい和にできること
5 関連リンク
1 岐阜県の伝統的工芸品一覧
岐阜県の国指定伝統的工芸品は以下の6つです。
・美濃焼(陶磁器)
・飛騨春慶(漆器)
・岐阜和傘(木工品・竹工品)
・一位一刀彫(木工品・竹工品)
・美濃和紙(和紙)
・岐阜提灯(その他の工芸品)
それぞれの歴史と特徴を簡単にご紹介します。
1-1.美濃焼|1300年続く日本最大級の陶磁器産地
美濃焼の歴史は約1300年前まで遡るといわれています。
平安時代には灰釉を施した陶器が焼かれ、本格的な焼き物産地として発展しました。
安土桃山時代には茶の湯文化とともに発展し、志野・黄瀬戸・織部・瀬戸黒といった、色彩と風合いを大切にした焼き物が誕生しました。
現在、美濃焼は日本の陶磁器生産量の中でも大きな割合を占めています。
実用性と美しさを兼ね備えた焼き物として、今も日常に溶け込んでいます。
1-2.飛騨春慶|木目の美しさを活かす透明漆
飛騨春慶は、江戸時代初期に誕生した漆器です。
木を割った際に現れた美しい木目に漆を施したことが始まりとされています。特徴は、透明感のある漆塗り。
木地の美しさを隠すのではなく、活かす。
控えめでありながら品格のある工芸品です。
特に「曲げ」の技法は高く評価され、現代でも様々な器に応用されています。
1-3.岐阜和傘|閉じた姿まで美しい伝統傘
岐阜和傘は、江戸時代に武士の内職として奨励されたことから発展しました。長良川流域には和紙・竹・荏胡麻油など、良質な材料が揃っており、地場産業として広がっていきます。
特徴は「細物」と呼ばれる技術。
傘を閉じたときの細く整った佇まいが美しいのです。
開いたときだけでなく、閉じた姿まで計算された工芸品。
日本人の美意識を感じます。
1-4.一位一刀彫|色をつけない飛騨の彫刻
一位一刀彫は、飛騨地方のイチイの木を使った彫刻です。
特徴は、彩色をせず木目を活かすこと。
一本の木から生まれる立体的な彫刻は、小さな置物でも迫力があります。
素朴でありながら力強い。
飛騨の山々を感じる工芸品です。
1-5.美濃和紙|奈良時代から続く丈夫で美しい和紙
美濃和紙の起源は奈良時代といわれています。
正倉院文書にも記録が残っているほど、歴史のある和紙です。
最大の特徴は「流し漉き」という技法。
繊維が絡み合い、薄くても布のように丈夫に仕上がります。
障子紙や保存文書用紙としても使われ、その品質は国内外で評価されています。
1-6.岐阜提灯|繊細な竹ひごと優雅な彩色
岐阜提灯は18世紀頃に誕生しました。
和紙と竹の産地であったことから発展し、細い竹ひごと薄い和紙による繊細な構造が特徴です。
花鳥や風景が描かれた火袋は、柔らかな光を通して、空間を優しく照らします。
2 伝統工芸は「地域の歴史そのもの」
こうして見ていくと、どの工芸品も
・その土地の自然
・その時代の暮らし
・その地域の人の技
が重なって生まれていることがわかります。
伝統工芸品は、単なるモノではなく地域の歴史そのものなのだと感じます。
3 自分の地元を見直してみる
今回は岐阜県の伝統的工芸品をご紹介しましたが、皆さんのご出身地にも、長く続く工芸があります。あらためて調べてみると、思いがけない発見があるかもしれません。
地域に根差したものづくりを知ることは、その土地をより好きになるきっかけにもなります。
4 これいい和にできること
これいい和では、ご希望の地方で出来た伝統工芸品で記念品をお作りすることができます。
その土地によりできること・できないことがありますが、ご担当者様の希望に添えるよう尽力いたします。ぜひ一度、お声がけください。
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