コラム

伝統工芸品で健康になる!?

2021.07.13

これいい和の工藤です。
弊社は「健康経営優良法人2021(中小規模法人部門(ブライト500))」に認定されました。私も、日常的に健康を意識することは多くなりました。また福利厚生の一つとして、縄文ストレッチがあり、インストラクターとして活動させて頂いております。

今回は、健康を意識する中で気づいた、健康と日本の暮らしを支えてきた伝統工芸品にまつわるお話です。

健康とは

皆さんは、「健康」の語源を知っていますか?
一節には、健康とは「健体康心(けんたいこうしん)」が語源と言われています。

体と心、両方が元気であることが大切だということです。
体は、「強い体」でいることが大切です。

強いというと、どんな印象でしょうか?

ムキムキで喧嘩に強い!…という強さもありますが、ここでは免疫力や抵抗力が高く、自分の力で治すことのできる、自然治癒力の高い体のことをいいます。

次に、心については、「機嫌の良い状態」でいることが大切です。

穏やかで、前向きでいられること。

「病は気から」と言われるように、ストレスや気持ちの乱れがあると、強い体であっても悪い影響がでてきたりします。元気に暮らしているときは、健康を意識することはあまり多くないかもしれません。

ですが、虫歯になったとき、風邪を引いたとき、身近な方が大病をしたと聞いたとき…改めて、健康の大切さを感じたことは、皆さん一度はあるのではないでしょうか。

どんなに仕事ができる人も、人気者でも、病気になって入院したり、気持ちを病んでしまったりした場合、、、元気に働き、思いのままに遊び、今の生活を続けていけるでしょうか?

そのように考えてみると、健康だから仕事ができるし、遊ぶこともできる。

当たり前のことではないのだということに、感謝の気持ちが湧いてきます。また、若い方は体力があるため、多少の体調不良は物ともしないことも少なくありませんね。

私自身も大学生の頃は、オールをしたり、連日遠出をしたり、偏った食生活をしていたりという時期がありました。

ただ、このような話もあります。

会社のトップが肩こりだと、部下も肩こりになる。トップが不健康だと、部下も不健康になるのだ、という話です。悪い習慣は真似しやすく、それがどんどん部下や後輩に伝わっていってしまいます。

この話は弊社の実話です。弊社代表が意識し、体質改善を行った結果、現在では「健康経営優良法人」のブライト500の企業にも選んで頂くことができるまでに、社員の健康への意識が高まっていきました。

会社のトップ層が健康を保つ意識を持つことで、会社全体のボトムアップにもつながっていくんですね。

参照ページ:健康経営優良法人と記念品https://japan-novelty.jp/column/544/

近年の健康課題

近年では食の欧米化が進み、お肉や乳製品、ファストフードなど、カロリーの高い食事を取る機会が増えてきました。それに伴って、年間のお米の消費量が減っているという事実もあるそうです。この食習慣の変化が進むにつれ、次第に生活習慣病(高血圧、動脈硬化、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞など)が増えてきたことから、高カロリーの食事や動物性タンパク質の過剰摂取が日本人にとって大きな問題だということが明らかになってきました。

戦後、日本が欧米の食事を摂るようになった一方で、欧米では健康のために和食が注目されているということは、皆さんもすでにご存知かと思います。

海の幸、山の幸、日本はたくさんの美味しいものに恵まれています。濃い味付けをしなくても、出汁や素材の味をおいしくいただけるのは、食材が新鮮で、調理する側の人が素材を大切にしているということ。とても幸せなことと感じます。私も日本人として、和食の文化を大切にしていきたいなと、思っています。

健康を保つために

では、健康を保つためには、何から始めるのが良いのでしょうか?

世の中には、睡眠の質を上げる、運動をする…様々な健康法があります。
確かに運動なども大切なのですが、今回私がおすすめをしたいのは、「食事」です。
私が普段から心がけているのは、「まごわやさしい」の食事です。

ま・・・豆類

ご・・・ごま、ナッツ類

わ・・・わかめ、海藻類

や・・・野菜(緑黄色野菜)

さ・・・魚類(特に青魚)

し・・・しいたけ、きのこ類

い・・・いも類・根菜類

これを意識して、普段からお弁当を持参しています。

はじめはプラスチックのタッパーを使っていたのですが、、、あることがきっかけで、お弁当の時間がより楽しみになったんです。

それが、こちら。

曲げわっぱのお弁当箱との出会いです。

お恥ずかしながら、こちらはある日の実際のお弁当です。

タッパーをお弁当箱にしていたときには油ものが多かったり、ご飯にカレーをかけたりして、洗い物をするときに油がヌメヌメしていました。曲げわっぱのお弁当箱にしてからは、器に合うようなおかずを調べ、冷凍食品から自炊に変えて、次第に健康的になっていったように思います。

伝統的な日本製の曲げわっぱを使用することで、食事が変わり、生活が整い、体も良くなっていくことを感じました。器から食生活を教えてもらっているんだな、と感じています。

また、弁当箱を洗う時間も大切にしています。

傷をつけないように、シミにならないようにと、自分の「モノ」を大切にする時間が、自分に戻ってくる時間をつくり、自分を大切にすることにもつながってくる。ちょっと雑に扱ってしまったな、という日は、どこか心に余裕がない日。そうやって自分を振り返ることもできるようになりました。

ダイエットや食事制限もやりがいはありますが、地道に生活を整え、少しずつ良くしていく。

良い習慣を取り入れることで、健康で、より良い人生を作っていきたいと思います。

おすすめ伝統工芸品

最後に、健体康心にピッタリの伝統工芸品をご紹介いたします!

◆うるしけんこう箸

石川県、山中漆器のお箸です。箸先には、天然漆と銀粉を使った銀梨子地加工を施しております。天然漆と銀は、ともに抗菌力に優れております。口に入れるお箸だからこそ、安心して使っていただきたい!という職人の方々の知恵で作られています。

箸先の加工により滑りにくくなっていることも、使いやすく嬉しい仕様となっております。

◆南部鉄器

岩手県の南部鉄器。こちらで湯を沸かせば、素材の鉄が水に染み出し、それを飲むことで鉄分の補給をすることができます。急須ややかん、小さいナス型のものなどもあります。これを使えばサプリメントに頼らずとも大丈夫です。

◆曲げわっぱお弁当箱

 お弁当を作りたくなる、お弁当箱。かすかに香る木の香りに癒やされます。程よく水分を調整してくれるため、冷たいご飯でも美味しく頂けます。食べたあと心が満たされる!というのが、私を含めた弊社曲げわっぱユーザー総意の感想です!

その他にも、自然の素材を大切にしている伝統工芸品には、健康を大切にされる方々にピッタリです。名入れのできる商品や、のし書きでのご対応もできますので、記念品にもぜひ、ご検討ください。

健康でいられるのは、自分次第です。

日々の積み重ねを大切にして、自分自身を労ってあげてください。

その中で、伝統工芸品を普段遣いに取り入れていただければ嬉しいです。

ぜひ一度、お手にとっていただけたらと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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