コラム

記念品に歴史と想いをのせて!記念品には伝統工芸品を!

2021.11.24

これいい和の岡山です。

大切な方へのプレゼントは皆様どのような物を選んでいますか?

  • お相手に馴染みのある物
  • プレゼントした方が喜んでいただける物
  • 気持ちが伝わる物

など、様々なプレゼントが考えられますよね。

しかし、折角贈るものですから、相手が喜んでいただける物や、なぜこのプレゼントにしたのかということを伝えられる物がいいですよね。

記念品に関しても、贈る方が贈られる方に向けてどのような想いをもってこの記念品にしたのかということを伝えられたら、もらった方の感動や取り扱い方も変わってくるのではないでしょうか。

そんな想いを込めやすい記念品が、伝統工芸品の記念品になります。

伝統工芸品に想いを込めやすい理由とは

では、なぜ伝統工芸品の記念品が贈る側の想いが込めやすいのでしょうか。
それは、伝統工芸品には、ストーリーがある商品が多いからです。

伝統工芸品には、基本的には100年以上もの歴史があり、昔から技術が継承され、紡がれてきたストーリーがあります。
記念品を贈る場面は様々なケースが考えられますが、周年記念や結婚記念、上場記念や永年勤続表彰など、その企業や人の節目となる場面で贈る場合が多いかと思います。

つまり、記念品とは企業やその人の歴史に対して感謝やお祝いをすることが多い為、歴史やストーリーがある伝統工芸品がピッタリとなります。
そのため、伝統工芸品は今までの歴史に感謝し、それがこれからも続くようにという想いを込めて贈りやすい記念品になります。

では、実際にどのような伝統工芸品のストーリーがあるのでしょうか。

人気の伝統工芸記念品

武州正藍染シリーズ

武州正藍染 名刺ケース

武州正藍染は、埼玉県の伝統的な藍染です。

資本主義の父と言われた渋沢栄一氏の生家が、武州正藍染の素となる藍玉を販売していたようです。

2021年の大河ドラマ「青天を衝け」でも描かれていましたが、渋沢栄一氏が初めて商売を手伝ったのも藍染に関する仕事でした。

そんな渋沢栄一氏にも関わりが強い藍染ですが、勝ち色やJAPAN BLUEと呼ばれる程日本に馴染みが深く、武将をはじめ様々な人に愛された色でもあります。

詳しくは、こちらのブログをご覧ください。

渋沢栄一氏は、2023年に新一万円札の肖像画にも決定しているため、そういった意味でも武州正藍染の商品は非常に縁起の良い記念品になります。

ビジネスで勝つためのゲン担ぎとしても非常にオススメの記念品となります。

大堀相馬焼 馬九行久マグカップ

大堀相馬焼 馬九行九 マグカップ

約300年の歴史を誇る大堀相馬焼のマグカップです。

左向きの走る8頭の馬、底に描かれた「馬」の文字、合わせて9つの馬「馬九(うまく)」、前向きに走れば何ごとも「うまくいく」という願いが込められた逸品です。

また、カップの内側に逆に描かれた「馬」の文字は、
通称「左馬」と呼ばれ「うま」の反対=「まう」は、
おめでたい場で「舞う」ことを連想させる縁起物として古くより親しまれてきました。

更に左馬は、右に出るものがいないという意味もあり、ビジネスシーンでの記念品にはとてもピッタリな記念品となります。

※商品に名入れをすることが難しい為、記念品の場合は箱に熨斗紙をつける方法がオススメです。

白河だるま

白河だるま ※干支だるま有

日本人で知らないという人の方が少ないと思えるほど有名なだるまです。
白河だるまは福島県白河市の伝統工芸品です。

白河だるまは幸運の象徴とされている「鶴亀松竹梅」が顔の中に描写されているのが最大の特徴であり、そのデザインはかの有名な絵師・谷文晁が行ったとされています。また、願いごとをする際はまず、だるまの左目に目を入れ、成就したら右目を入れるという風習があります。

願い事を叶えるための願掛けであったり、だるまの七転び八起きの精神は、ビジネスにおいてもストーリーを伝えやすくなります。

また、だるまは「だるまさんが転んだ」や「にらめっこ」などの子供のころからの遊びにも登場しており、非常に親しみのある記念品となること間違いありません。

大阪浪華錫器

大阪浪華錫器 タンブラー 六花(中)

レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」にも描かれている錫。金属としても錆びることなく、水の浄化作用があるともいわれています。熱伝導が高く、陶磁器に比べ1.8倍の速さで熱を移動させ、50倍の速さで器全体に伝える錫は、酒器に適した素材として様々なものに取り入れられています。

およそ1300年前、錫器は遣隋使によって日本に伝わったとされています。当時金や銀に並ぶほど貴重品とされていた錫は宮中での器や神仏具として使用され、貴族や武士階級に使用されていました。奈良の正倉院には錫製の瓶子型容器をはじめ、宝物として納められている品数点保存されているほど歴史は長く、愛されてきた伝統工芸品です。

また、錫には水を浄化するという作用もあるため、タンブラーに入れた飲み物をまろやかにするという効果もあります。

特にスタンダードタンブラーにビールを注ぐと、泡に割り箸を立てても倒れないほどきめ細かな泡が発生し、一層ビールを美味しく楽しむことができます。

40代以上の男性では、自らのご褒美品として大阪浪華錫器のタンブラーを購入して、お店に持参する方もいるようです。

いかがでしたでしょうか。

今回は一例ではございますが、伝統工芸品には様々なストーリーがあり、贈る側からなぜこの記念品を贈ったのかをお伝えできれば、より価値を感じていただける方も多いかと思います。

是非、ストーリーを重視した伝統工芸品の記念品をご検討の際には、これいい和までご相談ください。

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