コラム

自分の地元について

2021.04.19

これいい和の山本です。

「地元っていいなぁ」

そんなことを感じる一つに、自分の地元の特産品を知った時がありますよね。

今回は私の地元の紹介をしていきながら、皆様にも何かしら地元への興味を持ってもらえたらと思います。

私の地元は、東京都足立区というところです。

東京都区部(東京23区)の北東部に位置し、隅田川と荒川に挟まれた千住地区と、面積の大半を占める荒川以北の地区とに分かれている。かつては陸続きだったが大正時代に荒川放水路が建設されて分断された。

足立の地名は、大化の改新(645年)後に制定された地名「武蔵国足立郡」に由来する。現在の足立区から埼玉県北部にまたがる広大な地域で、さいたま市大宮付近に中央政庁があったという。

荒川の南に位置する千住地区は、江戸時代には日光街道と奥州街道の宿場町「千住宿」であり、古くから賑わっていた。現在はターミナル駅である北千住駅を中心として区内随一の繁華街となっている。比較的静かだった東口も、東京電機大学が神田から移転してきたことで活気がでてきた。荒川の北では竹ノ塚が商業の中心地となっていたが、隣の西新井駅前で大規模な再開発が行われて新しい商業施設が開業した。

人口は、2005年に夜間人口(居住者)は622,500人であるが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は539,309人で昼は夜の0.866倍の人口になる。通勤者で見ると区内から区外への通勤者は153,863人、区外から区内への通勤者は87,847人と労働人口の通勤では区内から区外へ出る通勤者の方が多い(東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行140,141ページ。国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人いる。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる)。

足立区は平たんで川が多いのが特徴である。特に南部の千住地区・五反野地区・綾瀬地区には海抜0m未満の地域がある。

意外に知らいない人は多いのだが、2004年7月20日区内江北で最高気温42.7℃を記録した。

そんな足立区の有名な寺院が、西新井大師です。

西新井大師は五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)といい、

真言宗豊山派の寺院です。

天長の昔、弘法大師様が関東巡錫(じゅんしゃく )の折、

当所に立ち寄り悪疫流行になやむ村人たちを救わんと、

御自ら十一面観音像とご自身の像をお彫りになり、観音像を本尊にそしてご自身の像を

枯れ井戸に安置して二十一日間の護摩祈願をおこないました。

すると清らかな水が湧き、病はたちどころに平癒したと伝えられます。

その井戸がお堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたと伝えられております。

当地西新井はお大師さまと切り離すことのできない歴史を持っております。また、厄災消除の祈願寺として創建されました当山は、江戸時代には女性の厄除け祈願所として名を馳せました。

現在、東京のみならず埼玉や千葉など関東近県よりも多くの善男善女が訪れる厄除けの霊場として栄え、また厄除けだけでなく様々な所願成就やお子様の初参り、七五三等も毎日の護摩祈願にて行っております。

ぜひ、一度は行ってみてください。

さて、足立区の伝統工芸品の紹介もしていきます。

そもそも水運がおもな交通手段だった江戸時代、隅田川、荒川、中川などの川に囲まれた足立では、流通の良さもあいまって、大勢の職人たちが移り住み、生活必需品や暮らしに彩りを添える工芸品などが盛んに生産されました。

時代が移り、人々のライフスタイルが変わっても、足立の職人たちは、「粋」で「納得のいく手しごと」にこだわりつつ、日夜研鑽を続けています。

以下、工芸品をいくつか載せてみます。

東京籐工芸

両腕と膝を使いながら自由に折り曲げながら形成していく籐工芸。見事な曲線美は、竹本義道さんの手によって生み出されました。

江戸木彫刻

繊細にして優美。木彫刻家の佐藤岩慶さんは主に寺社や個人宅に収める仏像を手がけています。伝統的な木彫刻の技を駆使した愛らしい作品は、年齢や国籍を問わず、多くの方々を魅了しています。

東京打刃物


華道、盆栽などの世界では、「國治(くにはる)」の名で知られた川澄巌さんの鋏。物がすべてを語るという川澄さんに、ものづくりの神髄に迫ります。温度や湿度で形を変える鋼を操り、江戸時代から続く打刃物に仕上げる松村政明さんの仕事場に密着。

江戸指物

釘をほとんど使わないで作る江戸指物一筋50年の飯岡一夫さんの技を支えているのは、自身の手の感覚です江戸和笛。あくまで楽器なので音をどう作り出すかが一番難しいと、篠笛職人の大塚義政さん。

東京三味線

棹作りを中心に製作する鈴木勇二さんの三味線はすべて手づくり。「手づくりは音が違う」と評判です。

東京銀器

誰にも負けないつもりでやっていると語る佐古壮男さんの銀器には、愛情がぎっしり詰まっています。浅野盛光さんは、「へら絞り」の技法を用いて美しく滑らかなフォルムを持った銀器を作り出す達人です。

東京仏壇

唐木材を使用して作られる東京仏壇。置栖忠明さんは40年以上も仏壇を作り続けています。

江戸刺繍

針を手に50年。江戸刺繍職人の辻口良保さんは、今も刺繍の可能性にチャレンジし続けています。江戸刺繍の伝統を継承する竹内功さんの作品には、絹糸よりも細やかな心遣いが無数にちりばめられています。

江戸木目込人形

松崎光正さんが生み出す人形たちは、愛らしく、どこかユーモラスな表情が特徴です。

東京本染ゆかた

阿部晴吉さんが日本独自の「注染(ちゅうせん)」の技法を用いて作る「東京本染ゆかた」

と、足立区にも歴史ある伝統工芸品が様々あるようですね。

今回は私の地元の足立区についての紹介、伝統工芸品の紹介ということで挙げてみました。

知っていけばいくほど、その地元に興味を持ちますし、好きになります。好きだからこそよくしたいと思いますし、守っていきたいと思います。

人もそう、会社や部活、なんでもそうですが、一番最初は全く知らない状態→知っていく→好きになってく→良くしたい、守りたい、紡いでいきたい。というものだと思います。

そして、そのような話ができる人は20、30代では中々いません。

仕事で結果を出したい、立派なマネージャーになりたい、素敵なお母さんになりたいなど人にはやりたいことが沢山あります。

他人との差別化として、伝統工芸品や地元に対して話せる事。

今回皆様が少しでも興味を持っていただいたことが、皆様のやりたいことの実現に活きるのであれば幸いです。

ぜひ、皆様も地元について詳しく調べること、伝統工芸品に触れてみてください。
周年記念品やノベルティ等、お問合せもお待ちしております。
https://japan-novelty.jp/traditional/edo/

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