伝統工芸品一覧
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美濃和紙
美濃和紙の特徴は、薄い紙でも布のように丈夫で美しいことです。美濃和紙は、「流し漉(す)き」の方法で漉き、紙面に漉きムラがなく繊維が絡むため丈夫で、障子紙を始め、保存文書用紙等に適しています。
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京扇子
扇子の歴史は約1200年前の平安時代初期といわれています。87回職人の手を通るとされ、工程ごとに職人が存在し、その技を活かし一つの扇子が作られます。また、国内の扇子の生産高の約9割を京扇子が占めるほどになっています。
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九谷焼
九谷焼は、日本を代表する色絵陶磁器であり、最大の魅力は「上絵付け」です。 「上絵付け」とは本焼きした陶磁器の釉薬の上に、紋様を描き、再度焼く技法のことです。色彩豊かなのが九谷焼の特徴でもあります。
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久留米絣
緻密でありながら、素朴で温かみのある絣模様は、小柄、中柄、大柄、絵絣と、様々な種類があります。たて糸とよこ糸が織り成す紋様は精巧さを極め、美しく、木綿ならではの素朴な風合いを感じさせてくれる逸品です。
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甲州印伝
鹿革に漆で模様付けをする甲州印伝。鹿革は体に馴染み強度を備えていたため、鎧や兜に使われてきました。明治期には信玄袋や巾着袋等が内国勧業博覧会において勲章を受賞、山形県の特産品として確固たる地位を築きました。
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加賀友禅
写実的な草花模様を中心とした絵画調の柄を特色とし、落ち着きと優しさが美しく表現されている加賀友禅。色彩は「加賀五彩」である藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫を基調とする多彩調で鮮やかな印象を与えてくれます。
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伊賀くみひも
伊賀くみひもは、絹糸を主に、金銀糸などを組み糸に使い、伝統的な組台でつくられます。特に手で組みあげる「手組みひも」が有名で、美しく染め上げられた絹糸が織りなす「組み」独特の風合いには色あせない魅力があります。
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波佐見焼
透けるような白磁の美しさ、呉須で絵付けされた染付の繊細で深い味わいのある波佐見焼。透かし彫りや編目模様の優雅さは、波佐見焼ならではです。日用食器としての揺るぎない地位を築き、生活を支える存在となっています。
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博多織
先染めの糸を用い、たて糸と、よこ糸を筬で強く打ち込み、たて糸を浮かせ柄を織り出すのが博多織の特徴です。生地に厚みや張りがあり、締めた後は緩みにくいため、古くは重い刀を腰に差す武士の帯として重用されていました。
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萩焼
萩焼は絵付けなどをほとんどせず、柔らかく、ざっくりとしたとした質感が特徴です。萩焼は吸水性が高く、長年使い込むうちに、貫入にお茶やお酒が浸透し色合いが変化していきます。
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江戸硝子
1,400度の高温で熔かされたガラスを鉄製の棹(さお)で巻き取り、手作業による伝統的技法で形作られる江戸硝子。 一つ一つを職人の手で作られる硝子は同じものがなく、海外からも高い評価を得ています。
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阿波藍染
藍染めの元となる「すくも」。徳島で生産されたすくもは「阿波藍」と呼ばれ、全国で使われる「すくも」のほとんどが徳島で作られ、現在もその伝統が引き継がれています。抗菌作用、防虫、防腐、防臭、保温、紫外線遮蔽など、さまざなまな効用があり、戦国時代には、藍色の1つである「勝色(かちいろ)」が、縁起の良い色とされ武将にも愛されていたとされています。
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